英MOX燃料工場が閉鎖 福島事故が影響
2011/08/05
セラフィールドの再処理施設「ソープ」
英国の原子力廃止措置機関(NDA)は3日、英北西部セラフィールドにあるMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料工場を閉鎖すると発表した。福島第一原子力発電所の事故によって、主要顧客である日本のMOX利用計画が不透明になったことが理由。同工場でのMOX加工事業のリスクが高まり、英国納税者の財務負担リスクが高まったと判断した。英国は国内向けのMOX工場を新設する方針。経済産業省関係者によると、英国側は「英国内にある日本のプルトニウムは長期貯蔵するが、新工場での日本向け燃料加工も検討の余地がある」と話しているという。 (本紙2面より)
英MOX燃料工場が閉鎖
08/05
節電管理サービス拡大図る
- 08/05
ガス事業の災害対策議論
- 08/05
- 全量買取で電事連が要望
- 08/03
- 福島第一で毎時10Sv超
08/03
- スポット取引量、7月大幅減
- 08/03