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EVリーフの電池切れシーンを演出、英BBC人気番組に日産激怒

  • 2011年08月04日 13:57 発信地:ロンドン/英国
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神奈川県横浜の日産自動車(Nissan Motor)本社に展示された電気自動車(EV)「リーフ(Leaf)」(2010年12月3日撮影)。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI

【8月4日 AFP】英BBC放送の人気自動車番組「トップ・ギア(Top Gear)」の司会者が7月31日の放送で、日産自動車(Nissan Motor)の電気自動車(EV)「リーフ(Leaf)」が路上でバッテリー切れを起こすシーンを放映して「EVに未来はない」などとコメントし、物議を醸している。

 問題となっている放送内容は、司会者のジェレミー・クラークソン(Jeremy Clarkson)氏がリーフを運転して出かけるが、充電ステーションのない英中東部リンカーン(Lincoln)でバッテリー切れを起こし、立ち往生してしまうというもの。番組は、「EVに将来はないね」とのクラークソン氏のコメントで終わっている。

 日産のアンディ・パーマー(Andy Palmer)副社長は放送後のインタビューで、番組で使用された車のバッテリーは最初から40%程度しか充電されていなかったこと、収録時にリンカーン市内を巡回走行してわざとバッテリー切れを起こさせたとみられることを指摘。リーフにはバッテリー切れを予防する機能が備わっていることを紹介し、トップギアの番組内容は視聴者に誤解を与える演出だと、番組を強く批判した。

 だが、クラークソン氏は3日の英紙タイムズ(Times)で「テレビというのは、そういうものだ」と述べ、日産への謝罪を拒否。番組の主旨は「EVの充電の難しさ」だと反論した。

「視聴者を欺いてなどいない。ただ、『ちょっと待った。(EVは)宣伝されているように簡単なものだなんて思ってはいけない。充電が悩みの種なんだ』と多くの人に伝えることが、番組の使命なんだ」(クラークソン氏)

 番組の総合プロデューサーも視聴者の誤解を招いたとの批判を否定し、英国内の充電インフラの整備状況に地域ごとのばらつきがあることを問題視した放送内容だったと主張した。

 クラークソン氏は歯に衣着せぬコメントで知られ、これまでにもその発言で何度も物議を醸している。またトップギアの番組内容をめぐっては2月、メキシコのスポーツカー「マストレッタ(Mastretta)を紹介する際にレギュラー出演者が「メキシコ人のように怠け者で無気力でうぬぼれている」とコメントし、BBCが駐英メキシコ大使に謝罪する羽目に陥っている。(c)AFP

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