サムタイムズ移住　犬山観光特使見習い

　吉本興業がプロデュースする地域おこしの第一弾プロジェクトとして、お笑いコンビのサムタイムズが愛知県犬山市の「犬山観光特使見習い」に就任することが２日、東京・新宿の同社東京本部で発表された。名古屋市から犬山市に移住し、４カ月にわたって鵜飼（うかい）など地元をＰＲする予定。ツッコミの井上彩輝（２３）が「伝統文化をしっかり学びたい」と言えば、ボケの増田繁紀（２３）も「観光客が減ったらすいません」とおどけてみせた。

　この日は、昨年４月に「犬山観光特使」に就任したロンドンブーツ１号２号の田村淳（３７）も登壇。田村が「後輩が動いてくれるのは頼もしい」と笑みを見せた。

　政界入りのうわさが絶えない田村に、増田が「犬山市長の後継者に？」と質問。田村は「僕は犬山出身じゃないし…。政治家になってもたたかれるだけ」とかわしたが、同席した田中志典犬山市長は「考えておきます」とエールを送った。