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[事件]ニュース トピック:不祥事
【東日本大震災】罹災証明の家屋調査で被災女性にキス迫る 仙台市職員を停職6月
2011.8.4 15:41
罹災(りさい)証明書発行のための調査で訪れた被災家屋で被災した女性にキスを迫るなどのセクハラ行為をしたとして、仙台市は4日、同市若林区区民部の一般職の男性職員(53)を停職6月の懲戒処分にした。
市によると、男性職員は6月10日、家屋内部の被害状況を調べる2次調査で女性宅を訪れ、調査終了後に震災後の生活相談を受けているうちに「キスをしてもいいか」と迫り、頭を触った。女性に拒絶され、すぐに謝罪したという。
女性が同月初旬に調査を申し込んだ際、男性職員が受け付けを担当。調査には2人で行く規則があるが、当時調査まで1~2カ月待ちの状態が続いていたため、男性職員が「待たせるのは良くない」と独断で単身訪れた。
女性の家族からの連絡で発覚し、男性職員も事実関係を認めた。男性職員は改めて女性に謝罪し、「市民の信頼を損なう行動をとり、深く反省している」と話しているという。
市人材育成部の加藤俊憲部長は「過去のセクハラ行為と比べても悪質だと判断し、懲戒免職に次ぐ重い処分とした。今後は2人で訪問するよう徹底し、再発防止を図る」としている。
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