不倫スキャンダルが直撃した筒井信隆農水副大臣(66)が、一昨年9月の鳩山内閣発足直後、「閣僚になれなかったのは、(閣僚候補者にスキャンダルがないかを調べる)身体検査に落ちたからだ」と話していたことが分かった。語るに落ちていたのか。
民主党が野党時代、筒井氏は「次の内閣」農水相を務めていた。このため、政権交代後は入閣濃厚との見方もあったが、鳩山由紀夫首相(当時)は農水相や副大臣に起用せず、筒井氏は衆院農水委員長に就いた。
民主党関係者は「筒井氏はやる気満々だったので、記者や役人に『身体検査で落とされた』と恨み節を言っていた。今回の件を言っていたのかは不明だが、今思えば『自分にはスキャンダルがある』と“自白”していたようなものだ」と話す。
身体検査とは、官邸が内閣情報調査室を通じて、検察や警察、公安、マスコミなどに、閣僚候補に金銭や下半身にまつわるスキャンダルがないかを調べさせること。
では、実際にコレに引っかかっていたのか?!
鳩山氏に近い民主党議員は「鳩山氏は筒井氏を入閣候補に入れていなかったはず。身体検査すら指示していないのでは…」と話している。