TBC Web Magazin Skip!
NEWS FILE 全国ニュースは▼
JNN News-i


仙台の義援金 なぜ遅い?

2011 年 08 月 03 日 20:33


※ビデオでご覧頂けます。
ビデオ(ブロードバンド用) ブロードバンド用(250Kbps)
ビデオ(ナローバンド用) ナローバンド用(56Kbps)
 震災発生から4か月半あまり、全国から寄せられた義援金は、4割ほどしか被災した人の元に届いていない実態が分かりました。
 中でも仙台市での遅れは深刻です。
 全国から被災地に寄せられた義援金は、総額3086億円で、すでに7割が市町村に送金されたものの、被災者に届いたのは4割に留まっています。
 中でも仙台市は、義援金の支給率が県内の市町村で最も遅く14%と、石巻市、気仙沼市の89%に遠く及びません。
 仙台市健康福祉部の鈴木清隆部長は、「非常に煩雑な処理になっていて、被災地の自治体にとって事務作業は大きな負担。被害を確認して支給するまでに時間がかかる」と説明します。
 これに対し市民からは、「何事も遅い。しっかりしてほしい。他の市町村はもっと早くやっている」「何日くらいでと、はっきり言ってもらえれば都合がつく」といった不満の声が聞かれています。
 義援金の対象は、県内14万の個人や世帯で、当面の生活にも困っている人も多いだけに、義援金を少しでも早く届けられるよう、国や県も職員の派遣や事務の代行といった支援が必要との声もあります。

ビデオを見るにはWindows Media Playerが必要です。 WindowsMediaPlayerのダウンロード


BACK
line
UP↑