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[事件]ニュース
【東日本大震災】震災後初の本格スーパーに開店前から750人 陸前高田市
2011.8.4 16:35
津波で大きな被害が出た岩手県陸前高田市で震災後初めて、本格的なスーパーが4日、プレハブの仮設店舗で開業した。午前9時の開店前から約750人が並び、店内は買い物客であふれた。
開業したのはスーパー「マイヤ」(岩手県大船渡市)の店舗。近くの仮設住宅から自転車で訪れた菅野仁子さん(79)は「これまで親類の車で遠くまで出かけていたが、今後は1人で買い物に来られる」と笑顔で話した。
店舗は、陸前高田市竹駒町の津波浸水区域内の土地を借りて建設。マイヤは「浸水区域外で土地を探したが、利便性を考えると適当な場所がなかった」としている。
マイヤは岩手、宮城両県に16店舗を展開していたが、震災で岩手県内の6店舗が全壊。陸前高田市では、3月下旬から小規模な出張販売所で営業を続けていた。
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