九電にも国の担当者が動員を依頼
(福岡県)
原発に関するシンポジウムに電力会社が社員などを動員していた問題で、国の担当者が九州電力にも動員を依頼していたことを認めました。問題となっているのは2005年に佐賀県玄海町で開かれた国主催のシンポジウムです。玄海原発のプルサーマル発電がテーマで、原子力安全・保安院の当時の課長は、NNNの取材に対し、社員を動員するよう九電に依頼したことを認めました。九電によりますと、シンポジウムの参加者626人のうち96人が九電の関係者でした。ただ九電では「動員を依頼された事実は認められなかった」と国の関与を否定しています。
[ 8/3 15:58 福岡放送]