レゴビルダー:国内初のプロ 東大院生の三井淳平さん

2011年7月13日 2時32分 更新:7月13日 2時55分

日本人で初めてレゴブロックのプロビルダーに認定された三井淳平さん=小林努撮影
日本人で初めてレゴブロックのプロビルダーに認定された三井淳平さん=小林努撮影

 等身大ドラえもんや東京大安田講堂、戦艦大和などをレゴブロックで精巧に作った東京大大学院生、三井淳平さん(24)が「世界最高レベルのレゴ作品制作能力を持つ一般人」とレゴ社(デンマーク)が認める「プロビルダー」に選ばれた。日本人では初、世界で13人目の快挙だ。

 三井さんは兵庫県明石市出身。東大に入学するやいなや「レゴ部」を創設し、レゴで安田講堂や東大・赤門などを本物そっくりに再現。世界遺産の建造物をレゴで作って募金を呼びかけるチャリティー活動にも参加し、昨年「東大総長賞」も受賞した。

 プロビルダーに選ばれるには、レゴを使った作品制作能力のほかレゴへの熱意、レゴ作品を通じたコミュニケーション力なども問われる。レゴ社は認定を05年から始め、選ばれるとレゴ社公認で企業ロゴの制作など幅広い活動に取り組むことができる。三井さんは「だれも見たことがないようなインパクトのあるプロジェクトに挑むとともに、レゴを使った教育活動にも力を入れたい」と話している。【永山悦子】

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