【福岡】震災後初めて中国から博多に大型クルーズ船

08/03 12:24 更新

東日本大震災の影響でキャンセルが続いていた中国からの大型クルーズ船が福岡への寄港を再開し、再開第1便が3日朝、福岡市の博多港に到着しました。3日午前9時過ぎに博多港に到着した大型クルーズ船。中国からの旅行客およそ1900人が乗っていて、大宰府天満宮の観光などに向かいました。福岡市によりますと、震災の影響でクルーズ船の寄港はこれまでに33回キャンセルとなっていて、経済損失はおよそ10億円にのぼるということです。広東省からの男性旅行客は「(東日本大震災は)四川省の大地震と同じで、日本にとっても天災だったと思う。福岡は福島から離れているから、旅行に来るのは全く怖くなかった」と話していました。また、観光地や飲食店などを紹介する案内所と、ギフトショップからなるウエルカムゲートの運用が、3日から本格的に始まり、福岡市は「リピーターを獲得したい」と話しています。