2010-05-20
個人や小さな会社の収益化・マネタイズできるWebサービスの作り方
高PVの人気サイトなのに閉鎖したり、なかなかWebサービスでマネタイズするのは難しいと言われていると思います。
個人的にも一番よく相談される内容ですので、今回はWebサービスの収益化・マネタイズの方法や考え方についてまとめてみたいと思います。
利益は後からついてくる≠最初からマネタイズを考えない
最初から利益を追わずに、ユーザーのことを考えて運営するというのは正しいと思います。最初からベタベタ広告の張ってるサイトには、ユーザーは寄り付きません。
ですが、とりあえず流行るサービスを作ってPV稼げばマネタイズできるというのも、ちょっと難しいですよね。
まずはクライアントとなる業界・企業を想定する
広告収入の場合、どこからお金をもらうのかを絞っておきます。広告予算のあるクライアントは、
などを参考に探します。
そのクライアントの欲しいユーザーを想定する
ユーザーの的を絞ることで無駄なトラフィックを抑え、コンバージョン率をアップします。
個人や小さな会社の場合サーバー代も馬鹿になりませんよね。
ここからそのユーザーを集めるためのコンテンツを考えていきます。
直接広告がとれる
ターゲットを絞ると、アフィリエイトやアドセンスを利用しなくてもタイアップ広告などで直接広告料金がもらえるようになります。
広告モデルではなく、課金や物販でもユーザーをクライアントと見立てて同じように考えるといいと思います。
Webサービスを作るのは簡単
続けて発展させて行くことが大切
とりあえず流行りそうで面白いものを作ろう！と思ってた人からすると、クライアントを考えてからユーザーを考えてって、面白くないじゃん！って思うかもしれません。
ですが、Webサービスは作るよりも続けるほうがコストがかかります。
それを維持して発展させていこうと思うと、利益は必要になります。
時間というコストはかかっていても、物理的なコストが一般的な事業に比べかかりにくい業種ではあるので、ビジネスモデルをきちんと考えれてない方が多いなぁと思ってしまいました。
作りこむことの大切さ
Webサービスを作るには、スピードも大切です。ですが、思いつきですぐに作れるサービスは他の誰かもすぐに出来てしまうのです。
小さなアイデアは小出しにせずにためておいて、勝負できる段階で全てつなげていく感じでやる方がいいんじゃないかなと思います。
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