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2011年8月3日(水) 19:30 |
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被災地の中学生とサッカー交流
東日本大震災の被災地、宮城県と岩手県の中学生が総社市にやってきました。 被災地で支援活動を続ける国際医療ボランティアAMDAが、サッカーの交流試合で被災した子ども達の心のケアをと、企画したものです。
復興支援のサッカー大会に招かれたのは、岩手県釜石市の釜石中学校と、大槌町の大槌中学校、宮城県南三陸町の志津川中学校のサッカー部員46人です。 総社市や岡山市の中学生と交流を深めながら、思う存分サッカーを楽しんでもらおうというもので、震災直後から被災地で支援に当たってきたAMDAと、総社市が共同で開きました。 開会式では、交流の証にと、総社市の中学生からメッセージ入りのユニホームがプレゼントされました。 震災からもうすぐ5ヵ月。 被災地の中学生は、学校のグラウンドに仮設住宅が建ち、十分な練習スペースが取れないなど、震災前のようにスポーツに打ち込める環境ではありません。 招待された46人も、ほとんどが津波で家を流されるなどの辛い経験をしています。 救いになったのは大好きなサッカーです。 久しぶりに走り回る広い芝のグラウンドには、とびきりの笑顔があふれました。 サッカーができることの喜び。 岡山の中学生にも、伝わっています。 被災地の中学生は、3日夜、総社東中学校のサッカー部員の家にホームステイし、さらに交流を深めます。 夏休みの思い出が、復興を目指す元気につながってほしいと願わずにはいられません。 被災地の中学生たちは、4日も岡山市で交流試合を行うほか、阪神大震災から復興した神戸市の様子なども見学することになっています。
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