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鳩山氏 結束し退陣を迫るべき

8月4日 0時7分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

民主党の鳩山前総理大臣は、3日夜、東京都内で記者団に対し、菅総理大臣が退陣の条件としている赤字国債発行法案などが成立しなくても、今の国会の会期中に、新しい体制を作る必要があり、党内が結束して退陣を迫るべきだという考えを示しました。

この中で、鳩山前総理大臣は、菅総理大臣の退陣時期に関連して、「1日1日と国益が損なわれているという強い危機感を感じており、できるだけ早く新しい体制を作らなければ、日本が滅びてしまう。この1週間や10日が山場であり、団結して行動しなければならないし、それぞれがしっかりと決断することを望む」と述べ、菅総理大臣が退陣の条件としている赤字国債発行法案などが成立しなくても、今の国会の会期中に、新しい体制を作る必要があり、党内が結束して退陣を迫るべきだという考えを示しました。また、鳩山氏は、海江田経済産業大臣の進退について、「タイミングとしてはギリギリの状況に近づいてきており、打ち合わせをしたい」と述べ、海江田氏に対し、速やかに辞任するよう促したいという意向を示しました。一方、子ども手当の見直しを巡る民主・自民・公明の3党の協議に関連して、鳩山氏は、「社会全体で子育てを支えるという理念が失われるなら、民主党が政権をとった意味がなくなる」と述べ、大幅な譲歩はすべきでないという考えを強調しました。