資産運用 総点検
安愚楽牧場「黒毛和種牛委託オーナー制度」 食の安全・安心をサポート ちょっとお得な特典も魅力
ボーナスの運用先にバラエティを持たせたいとき、 選択肢の一つになるのが安愚楽牧場の「黒毛和種牛委託オーナー制度」だ。 母牛の飼育と繁殖を委託して、子牛の売却益相当を利益として 受け取るユニークな仕組みで、制度開始以来30年間、利益金や契約期間終了時の 繁殖牛買い取り金の支払いがなされてきた実績にも注目したい。 食の安全・安心に注目が集まるなか、和牛のニーズが増している。こうした動きに先んじて、ユニークな生産体制を敷いてきたのが安愚楽牧場だ。従来の畜産は、繁殖農家と肥育農家が完全分業して食肉牛の生産に携わってきた。これに対して安愚楽牧場は、自社で繁殖から育成、肥育、出荷までの「一貫生産体制」を構築。高品質の和牛肉の安定供給に努めている。
安愚楽牧場のビジネスモデルを支えるのが、「黒毛和種牛委託オーナー制度」である。繁殖牛のオーナーとして契約し、資金を拠出。年に1度、誕生した子牛の売却益相当額を受け取るとともに、契約期間満了時は安愚楽牧場による繁殖牛買い取り金として契約金に準じた額の委託牛買い取り金を受け取る。「特定商品等の預託等取引契約に関する法律(預託法)」に基づき運用を行う契約だ。
30万円の2年契約で9000円の利益金が2回
新規契約専用の「まきば若葉2010」コースの場合、30万円の契約金で繁殖牛10分の1頭のオーナーになる。契約期間は2年で、利益金9000円が計2回支払われる。契約金が50万円の「新まきばA2010」コースなら、繁殖牛8分の1頭のオーナーになり、契約期間は3年。毎年の利益金は1万7000円だ。契約時には黒毛和牛肉の焼き肉セットや特産品をプレゼント。契約期間中も関連会社が運営する宿泊施設やレストランの優待利用や、食品の優待販売などのオーナー特典が提供される。