革靴が雨に濡れたら…
プレス担当です。
九州では梅雨入りしたとのことで、革靴にとっては注意しなければならない季節がやってきました。
雨に濡れたまま放置しておいたらカビが生えてきた、なんて経験がある方もいるのではないでしょうか。
では、雨に濡れた後の処置はどのようにすれば良いのでしょうか。
今回はスムースレザーを例に解説したいと思います。
①当たり前ですが、まず第一に、乾かしてあげること。
靴の中まで水が浸透しているようでしたら、新聞紙などを入れると湿気を吸収してくれます。
革底の場合は、底も乾くように、段差に立てかけることをお勧めします(画像)。
このときに注意しなければならないのは、「シューツリーを入れると乾きにくくなる場合があるので入れずに乾かす」「風通しの良い場所に置く」「日光に当てない」の3点です。
②乾いたら、シューツリーを入れて、栄養分を補ってあげること。
雨に濡れることで革の栄養分が抜け落ちてしまいます。そのままにしておくとひび割れの原因になりますので、補う必要があります。
M.MOWBRAYというブランドのデリケートクリーム。革に潤いを与えてくれます。このブランドに限らず、各社からデリケートクリームは発売されています。
大雑把に言ってしまうと、「風通しの良い日陰で乾かして、乾いたらクリームを塗る」だけです。
実践していなかった方、この季節から始めてみてはいかがですか?
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