ドキュメントおよびソフトのローカライズ
翻訳会社を設立して



職業選択の自由ということをよく聞きますが、その人によってその概念が違っているように感じます。

現在の就職事情が厳しいこともあって、若い人たちの中には「職業選択の自由」などまったくないと考えている人もいることでしょう。

たとえば自分のやりたいことを実現できそうな企業に就職するという面からとらえれば、大変むずかしいからです。

しかしこのとらえ方は正しいとは言えません。なぜなら本当に自分のやりたい仕事ができるというより、大きいからとか歴史があるからとか上場会社だからという理由で就職先を選んでいるのであって、職業選択という面から見るとそうではないからです。

自分のやりたい仕事がハッキリしていれば、小さい会社でも、あるいは自分が起業してでも、その職業を選べるはずです。

クリエイティブな仕事をしたいと考えている人の中には、自分から弟子入りするような環境に飛び込んでいる人もいます。

やりたい仕事がハッキリしないが、とりあえず安定した生活を送るためにそれなりの会社に入りたいと考えている人が大半だとすれば、職業選択の自由という概念すら無意味になってしまっているのかも知れません。

私は職業選択の自由という概念を強く感じていますので、その意識のない発言などを聞くと「なんで?」という気持ちになってしまいます。

たとえば、自分が勤めている会社に不満を持っていて、激しい場合は同僚や経営者に嫌悪感だけでなく憎しみすら感じている人が時々います。

それこそ職業選択の自由があるのですから、さっさと会社を辞めてしまえばいいと思うのですが、「辞めると生活が苦しくなる」とか言ってなぜか辞めない。

奴隷時代でもあるまいに、毎日悪感情しか感じられないような職場にいなければならない理由はありません。

さっさと辞めて次のステージに移ったほうが、自分のためになるだけでなく、親族をふくめ周囲の人たちにとっても良いはずです。



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