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最終更新:2011年8月4日(木) 1時31分

臓器売買事件、医師ら5人を起訴

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 東京の医師らによる臓器売買事件で、東京地検は、医師の男ら5人を臓器移植法違反などの罪で起訴しました。

 臓器移植法違反などの罪で起訴されたのは、東京・江戸川区の医師・堀内利信容疑者(55)や会社役員の江口祐子容疑者(47)、臓器を提供した堀内竜哉容疑者(21)ら5人です。

 起訴状によりますと、堀内被告らは去年、江口被告らに対し、800万円で臓器移植の仲介を依頼し、生体間腎移植を受けるため、竜哉被告とウソの養子縁組を結ぶなどしたとされています。

 警視庁のこれまでの取り調べに対し、利信被告は、「どうしても移植手術がしたかった」などと供述しているということです。

 また、警視庁は、臓器売買の仲介をしたとして、住吉会系暴力団組長の坂巻松男容疑者(70)も逮捕しましたが、健康上の理由で釈放していて、体調が回復次第、事情を聴く方針です。(03日17:34)

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