NHK沖縄県のニュース　沖縄放送局

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警察官に強制わいせつ容疑

ことし５月、沖縄本島中部の歩道で、酒に酔っていた女性を保護して自宅に送り届けた５５歳の巡査長が、女性の胸を触ったとして、強制わいせつなどの疑いで逮捕されました。巡査長は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、浦添警察署地域課の巡査長、渡久山清孝容疑者（５５）です。
警察によりますと、渡久山容疑者はことし５月２６日、沖縄本島中部の歩道で、酒に酔って座っていた４０代の女性を保護し、パトカーで女性の自宅に送り届けた際、玄関の前で、女性の服の中に手を入れ胸を触ったとして、強制わいせつと特別公務員暴行陵虐の疑いが持たれています。
女性から通報を受け、警察が捜査を進めていたもので、調べに対し渡久山容疑者は「服が乱れていたので直そうとしただけだ」と容疑を否認しているということです。警察によりますと、当時、パトカーには同僚の５５歳の巡査部長が運転席で待機していましたが、現場となった玄関はパトカーからは見えない位置にあったということです。
記者会見した沖縄県警察本部の磯丈男警務部長は「法律を守る立場の警察官がこのような事件を起こして誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げる。巡査長の処分については捜査と平行して対応したい」と述べました。

08月03日　22時18分

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