「大リーグの日本人選手が出演する番組の放映権を買って転売すればもうかる」といううその話を持ちかけ、東京の出版社から3000万円をだまし取ったとして、会社役員の男ら2人が詐欺の疑いで逮捕されました。警視庁は、合わせて26億円をだまし取った疑いがあるとみて調べています。
逮捕されたのは、神奈川県川崎市の会社役員、小倉伸一容疑者(63)と茨城県常総市の会社員、小林敏男容疑者(67)の2人です。警視庁の調べによりますと、小倉容疑者らは平成18年、台東区の出版社に「大リーグの日本人選手が出演する番組の放映権を買い取って大手広告代理店に転売すればもうかる」などと言って架空のもうけ話を持ちかけ、放映権を購入する資金として現金3000万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。警視庁の調べによりますと、2人は大手広告代理店が買い取りを約束するという偽の契約書を作っていたほか、だまし取った金の一部を放映権を売却した利益として出版社に支払い、信用させていたということです。調べに対して、小倉容疑者は、容疑を認め、小林容疑者は否認しているということです。警視庁は平成16年からの3年間に合わせて26億円をだまし取った疑いがあるとみて調べを進めています。