国連事務総長:日朝関係改善で対話再開を希望

2011年8月2日 10時46分 更新:8月2日 11時0分

日本の報道陣と会見する潘基文・国連事務総長=ニューヨークで2011年8月1日午後3時41分、寺本敦子撮影
日本の報道陣と会見する潘基文・国連事務総長=ニューヨークで2011年8月1日午後3時41分、寺本敦子撮影

 【ニューヨーク山科武司】国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は1日、毎日新聞など日本の報道陣と会見し、日本と北朝鮮に関して「日朝関係が正常化しない限り北東アジアの安定は難しい」と指摘。「拉致問題の解決など、関係改善に向け協議することを希望する」と日朝対話の再開を促した。

 先月28~29日の米朝協議について潘氏は「協議の継続には勇気づけられるが、依然主張に隔たりがあると認識している。重要なのは協議が始まったことだ」と述べた。

 31日にアサド政権が反政府デモを弾圧したシリア情勢について潘氏は「これまでも平和的解決を強く望んできた。受け入れがたい事態で、アサド大統領は国際社会及び国民の声を聞くべきだ」と強く非難した。

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