「ウィンドウズフォン」お披露目 |
KDDIは27日、米マイクロソフト(MS)の携帯電話向け基本ソフト(OS)「ウィンドウズフォン7.5」を搭載したスマートフォン(多機能携帯電話)を9月に発売すると発表した。MSの最新OSが搭載されたスマートフォンの発表は世界で初めて。
富士通東芝モバイルコミュニケーションズが製造する。ウィンドウズ系のOSを搭載したパソコンとの連携のしやすさなどが特徴。MSの文書や表の作成ソフトが標準で搭載されており、閲覧だけでなく編集もできる。価格は、2年契約などでの割引額を差し引いて3万円台の見込み。
KDDIは品ぞろえを拡充することで、出遅れたスマートフォン商戦での巻き返しを図る。一方、MSはパソコン向けのOSでは圧倒的なシェアを持つが、携帯電話向けでは、アップルの「iPhone(アイフォーン)」向けの「iOS」や、米グーグルの「アンドロイド」に差をつけられている。