 |
2011年8月2日(火) 19:08 |
|
 |
新中央病院の震災対策見直し案
香川県は、東日本大震災を受けて、高松市に建設中の新しい県立中央病院の震災対策を検討してきましたが、その見直し案がまとまり、防災会議で了承されました。
液状化対策など見直しにかかる経費は、総額およそ20億円に上ります。 新しい県立中央病院の震災対策を考える防災対策会議は2日、4回目の会議を開き、香川県の見直し案を了承しました。 見直し案は、専門家の津波シミュレーションなどをもとに、県立病院の地盤の高さを現在の3.3メートルから、さらに1メートルかさ上げするほか、地盤改良の範囲を拡大することや、アクセス道路の液状化対策を行うことなどとなっています。 また、地域の防災拠点として、非常用発電装置を備えた防災センターを新たに設置することなどが盛り込まれていて、見直しにかかる経費の総額は、およそ20億円に上る見込みです。 香川県は、この見直し案を9月定例県議会に提案します。 議会の承認を得た上で、できるだけ早く病院の工事を再開し、2013年度中に開院したいとしてます。
|
|