福島の沿岸部で医師流出 原発事故も影響、県が調査福島県内の全139病院の25%に当たる35病院で、東日本大震災と福島第1原発事故後に常勤医が減少したことが県の調査で2日分かった。原発に近い沿岸部の相双地域が44人減少で際立っており、事故の影響もあって医師流出が進んだ実態がうかがえる。 県地域医療課は「病院の人事異動がある来年3月末にさらに流出が進む恐れもあり、対策を急ぎたい」としている。 県が同日、医師会などと話し合う協議会で報告。20床以上で常勤医が3人以上いる県内の139病院に調査票を送り131病院が回答した。 医師が減ったとした35病院のうち26病院は震災や原発事故が原因と回答。 【共同通信】
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