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過去最高線量部分の写真公開=1・2号機主排気筒根元−福島第1原発

過去最高線量部分の写真公開=1・2号機主排気筒根元−福島第1原発

 福島第1原発事故で、東京電力は2日、屋外の1・2号機主排気筒付近で1日に過去最高の毎時10シーベルト(1万ミリシーベルト)以上の放射線量が測定された場所の写真を公表した。直径3メートルの主排気筒の根元に「非常用ガス処理系」と呼ばれる細い配管が合流している部分に、防護服姿の作業員が長い棒状の測定装置を向けている様子が写っている。
 東電によると、同配管には、東日本大震災翌日の3月12日に1号機で原子炉格納容器の圧力を逃がす「ベント」作業を行った際、損傷した燃料から放出された高濃度の放射性物質が流入し、内部に付着。その後、雨や結露の水によってU字形の主排気筒との接続部に放射性物質がたまり、特に濃くなったと考えられる。(2011/08/02-13:11)


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