ここから本文です
最終更新:2011年8月2日(火) 22時39分

1号機建屋、新たに高放射線量を計測

動画を他のプレイヤーで見る


 福島第一原発では2日、新たに1号機の原子炉建屋の屋内で1時間あたり5千ミリシーベルト以上という非常に高い放射線量が計測されました。

 非常に高い放射線量が計測されたのは、1号機の原子炉建屋の2階にある部屋の配管からで、東京電力が5千ミリシーベルトまで計測できる線量計を装着したロボットで調査していたところ、計測値が振り切れたということで、実際の放射線量はこれ以上ということになります。

 東京電力では、この配管に事故直後のベントによる放射性物質が残っていたのが非常に高い値が出た原因とみています。

 この配管の先には1日、1万ミリシーベルトを計測した排気筒もつながっていて、非常に高い放射線量の原因はいずれもベントとみられます。

 今回のロボットによる調査は別の復旧作業のために行われていましたが、この場所での復旧作業は出来ないことになりました。(02日22:09)

この記事の関連ニュース

2011年8月3日(水)のニュース一覧

政治

経済

国際

スポーツ