なぜWindows Phoneが気になったのか

いざマーケティングの担当を任されてWindows Phoneのことを調べてみると、興味深いことがいろいろと出てきました。

その中で僕がまず最初に興味を抱いたのが「Metro UI」と「Tile」。そしてその理由がカラーでした。Metro UIのMetroは言うまでもなく地下鉄ですが、地下鉄をはじめとした路線図のように路線ごとにカラー分けされてたり、駅にナンバリングしていたり、共通のアイコンを辿れば目的地に着ける…といったように、ユーザーをナビゲートできるデザインが目指されています。

そんな資料をいろいろ眺めているときに、Metro UIで設定されているTileと呼ばれるスタート画面の四角いアイコンのカラーのリストが目に飛び込んできました。そしてそれを見ていて、ふと気が付いたのです。

「あれ、これってもしかして…」

僕が見たものよりわかりやすくまとめていらっしゃるサイトがありました。定義されている11色のカラーがここにはありますが、この11色。どこかで見たことありませんか?…そう、これ東京の地下鉄の各路線のラインカラーに似ていませんか?

左上から(黒を除いて)半蔵門線、都営新宿線、都営浅草線、東西線、千代田線、右に移って都営大江戸線、南北線、副都心線、銀座線、丸ノ内線…ね?

ゴールドの有楽町線とシルバーの日比谷線は漏れていますが(ちなみにIS12Tのブラックのカスタマイズカラーはグレーなので、無理矢理日比谷線と言えなくもないですが)、見たことあるカラーが並んでいたのです。

「まさか、Metro UIに東京の地下鉄のサインシステムが影響を与えている、なんてことがあるのかな?」

と妄想がふくらみ、Windows Phoneへの関心がより大きくなりました。さて、ことの真相は…。