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[政治]ニュース トピック:菅首相
首相「脱原発」にイタリア人の影 ちらつく極左テロ組織
2011.7.31 21:17
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デミリア氏とは、どんな人物か。かつて日本に住む外国人に義務付けられていた指紋の押捺(おうなつ)を外国人記者として初めて拒否し、何度も日本への再入国の許可を取り消されたのは有名だ。
さらに、イタリアの極左テロ組織「赤い旅団」との関係も指摘されている。過激派「赤軍派」の元議長、塩見孝也氏によると、「本人から、『赤い旅団』メンバーの弁護をしたという趣旨の話を聞いた」という。これに関し、デミリア氏本人は真っ向から否定している。
首相の人脈には北朝鮮につながる「闇」も見え隠れする。首相や民主党側から、拉致事件で国際手配されている森順子容疑者と、よど号ハイジャック犯の故・田宮高麿元リーダーを両親に持つ長男が所属する政治団体の派生団体に、総額で2億円以上の献金が行われてきたことが判明した。
「首相が多額の寄付をした団体の代表者は、マルクス・レーニン主義者であることを隠してはいない。思想的には極左だ。極左と民主党が切っても切れない関係にある」。自民党の礒崎陽輔氏は7月7日の参院予算委員会でこう迫っている。
さらに首相には平成元年、北朝鮮の元工作員で拉致実行犯、辛(シン)光洙(グァンス)容疑者の助命・釈放嘆願書に署名した過去もある。在日韓国系金融機関の元男性理事から計104万円の献金を受けていた問題では、東京地検に立件の可否を問われる事態になっている。
公安関係者は「首相をはじめ反権力を掲げる市民運動家出身の政治家は極左関係者につけ入られやすい。思想的に偏った人物とばかり会っているのも疑問だ」と警鐘を鳴らす。
首相と外国との不透明な関係は今後、さらに追及されそうだ。
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