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警視庁:総監に樋口建史氏

警視総監に就任する樋口建史氏
警視総監に就任する樋口建史氏

 警視庁の池田克彦総監(58)が勇退し、後任の第89代警視総監に警察庁の樋口建史生活安全局長(58)が就くことが2日の閣議で承認された。5日付で発令される。

 樋口氏は、振り込め詐欺対策など刑事・生活安全部門の施策に手腕を発揮。生活安全局長としては、コミュニティーサイトを巡る子供の被害の防止、児童ポルノに対するブロッキングの推進など、サイバー空間の犯罪抑止に取り組んだ。

 池田氏は、警察庁警備局長などを経て10年1月に警視総監就任。大相撲の野球賭博の捜査を指揮し、昨年11月に横浜市で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の警備にも取り組んだ。東日本大震災では、原発への放水活動や捜索活動に警視庁機動隊員らを派遣した。【鮎川耕史】

 樋口 建史氏(ひぐち・たてし)東大法卒、78年警察庁入庁。刑事企画課長、警視庁副総監などを経て10年1月から警察庁生活安全局長。愛媛県出身。

毎日新聞 2011年8月2日 11時12分(最終更新 8月2日 12時04分)

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