定期点検中で調整運転を続ける泊原発３号機の営業運転は認められないとして札幌の市民団体らが国を相手に運転再開の差し止めを求める訴えを起こしました。
「泊原発３号・本格運転再開差し止め訴訟」と書かれた横断幕を掲げ、札幌地裁に向かう原告団。
今回、国を相手に札幌地裁に訴えを起こしたのは札幌など道内に住む38人です。
原告は１日会見で「泊原発３号機の安全性は確認されていると言えず、国が定期検査の終了証を交付することは違法」と主張しました。
泊原発３号機は３月以降４か月以上という異例の長期間にわたって調整運転を続けています。
なお、提訴について国と北電は内容を承知していないのでコメントできないとしています。

　NEWS1で放送 2011年8月1日（月）19:00更新

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