監禁などの罪に問われているのは、金沢市大額の元暴力団組員、上出忠典被告(46)です。起訴状などによると上出被告は去年12月、共犯の男2人と共謀し野々市町で女子中学生を連れ去り、父親に身代金1億円を要求したとされています。女子中学生はその後、警察に保護されました。金沢地方裁判所で始まった裁判員裁判で、上出被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。冒頭陳述で検察は、犯行は計画的で悪質だと訴えました。一方、弁護側は、上出被告は共犯の男2人に逆らえなかっただけだとして、情状酌量を求めています。判決は5日に言い渡されます。 (17:56)
|