政治【鬱陵島】弱腰浮き立つ自民執行部 +(1/2ページ)(2011.8.2 01:30

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【鬱陵島】
弱腰浮き立つ自民執行部 

2011.8.2 01:30 (1/2ページ)
韓国から帰国し記者の質問に答える自民党の稲田朋美衆院議員、新藤義孝衆院議員、佐藤正久参院議員(左から)=1日夜、羽田空港

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韓国から帰国し記者の質問に答える自民党の稲田朋美衆院議員、新藤義孝衆院議員、佐藤正久参院議員(左から)=1日夜、羽田空港

 韓国・鬱陵(ウルルン)島視察を目指した自民党議員3人が入国を拒否された問題では、自民党執行部の弱腰も浮き立った。

 「これは党務の出張ではなく個人の訪韓だ…」

 1日午後の自民党本部。石原伸晃幹事長は谷垣禎一総裁ら党幹部を前にこう断じたが、だれも異論を挟まなかった。協議後、石破茂政調会長は人ごとのようにこう語った。

 「わが党というより日本の国会議員が理解できない扱いを受けることに対しては当然党も政府と歩調を一にしていく」

 新藤義孝衆院議員ら3人はもともと自民党「領土に関する特命委員会」(委員長・石破氏)として訪韓する予定だった。石原氏も許可し、旅費の一部負担を約束していたが、27日に韓国の李明博大統領が視察に懸念を表明したことが報じられると豹変した。新藤氏らを党本部に呼び出すと渡航延期を迫った。

 石原氏「われわれは菅直人首相と戦っている。そのときに外国訪問とは気が緩んでいると思われる」

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