戦う司書 The Book of Bantorra 第4巻 【DVD】
ガンバンゼル、幸せそうw(画像へのリンクアリマス)
引き籠もりでマザコンの武装司書…
若干設定にほころびが出だしてるような…
人が死ぬと『本』と呼ばれる記憶の化石になる世界
その「本」を収集・管理するバントーラ図書館と『武装司書』
武装司書に敵対する謎の団体・『神溺教団』
この2つの勢力の抗争を中心にして語られるストーリーです
ちなみに全巻を通してみた後での感想なので、初見の場合と若干印象が変わるかも知れません
その点はご了承ください
(※ 以下、一応ネタバレ注意です)
● ストーリー
4巻では、3巻のエンリケのエピソードの続き~モッカニアの反乱の冒頭まで
第八話『沼と仲間と浜辺の貝殻』 / 第九話『真人と戦場と私の世界』 / 第十話『変人と母親と黒蟻の巣』
を収録しています
ある島に集められた少年達
少年達は毎日魔法の習得のために訓練と殺し合いの日々を繰り返しており、その中で魔法を完成させた者達の本を、「「本」食い」(「本」を「食って」その「本」の持ち主の能力を自分の者に出来る能力者)のザトウに食わせ、「ハミュッツを超える怪物」を作り上げる
それが、ガンバンゼルの計画で有り、究極の望み
結局、少年達は、その島で教官的な立場だった「神溺教団」のボラモット・メイフに反旗を翻そうとするも返り討ちに遭い、その本をザトウに食われる運命からは逃れられず、ザトウが「強力な化け物」となるための礎となってしまいます
が、ふとしたキッカケでザトウから一旦肉体の支配権を奪ったエンリケの魂は、ノロティと出会ったことやザトウの中に居る他の魂達の力も借りて最終的にはザトウを逆に封印・完全に肉体をコントロール出来るように成ります
その後、ガンバンゼルの「ザトウを倒した真の怪物」を失いたくない欲求から、命を削ってまで魂だけをエンリケのそばに飛ばし続け幻想を見せ続け、彼を取り戻そうとします
ソコまで執着する理由はただ一つ
たまたま、遭遇したハミュッツの戦闘を見て、「圧倒的な力」を手に入れたいという想い
しかし自分では既に年老いて実現出来ないために、「怪物」を作り上げることが彼の夢でした
最後は結局、エンリケに倒されてしまいますが、怪物の完成に満足してなのか、(九話の冒頭で「怪物は弱ってる人に出会えば食らわねばならない」とガンバンゼル自身が言ってるんで)弱っている自分が食われ(倒され)たことに満足したからなのか、その真意はハッキリとは分かりませんが、幸福の内に死を迎えます
(wikipedia見たら原作とアニメでこのシーンは違うようです…少しスッキリしないのはソレが原因だったりするのかも知れません)
ガンバンゼルはシガルと違ってもう少し活躍するのかと期待しましたが…案外アッサリと逝ってしまいました
ただ、シガルの場合は、真人として活動してる目的など等々、ホトンド掘り下げられずに終わったことを考えると、一応、神溺教団の真人としてのキッカケだけは描かれてたんで、若干マシな扱いでは有ると思いますw
で十話に関してですが…
モッカニアが、神溺教団のウインケニー・ビゼってのとつるんで(そそのかされて?)反乱を起こしたってコトらしいってトコロまではワカルンですが…
コッチのエピソードに関してはホトンド前進しないまま、4巻が終わっちゃうので、
・おばちゃん(イレイア・キティ)大活躍
・アリ怖ぇぇ
ってくらいしか印象に残ってませんw
ちなみに九話の最後に、図書館の地下(とおぼしき場所)で、ハミュッツと神溺教団の最後の真人「楽園管理者」が言葉を交わすシーンが…
● 第4巻を見終わった感想
・ハミュッツ影が薄い
・フィーキーは一級武装司書なのに(相手が同じ一級なんで仕方ないけど)雑魚っぽい死に様でワロタw
・「肉」ってもっと感情が殺されてたりするもんじゃないの?(島の少年建達は普通に人間っぽいんだけどw)
画像はconecoでは載せられないんで自分のブログの方に載っけておきました
http://ameblo.jp/sitekimemo/entry-10970054319.html
宜しければドウゾ
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[データ更新日時:2011/08/02 01:20]
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