自民党3議員韓国入国拒否 自民党の新藤義孝議員ら3人、入国認められず帰国の途へ
竹島に近い韓国の鬱陵(ウルルン)島視察を目指していた自民党の新藤義孝衆議院議員ら3人が1日、ソウルの空港に到着したが、韓国政府は入国を拒否した。
3人は1日夜、帰国の便に搭乗する。
1日午前11時ごろ、自民党の新藤義孝議員は、「鬱陵島という島の実情を見たい、それだけで」、「もし、わたしたちを入国拒否するならば、入国禁止措置にするならば、それは大きな外交的な問題になると思います」と述べた。
新藤議員は、自民党の稲田朋美、佐藤正久両議員とともに1日午前、ソウルの金浦(キンポ)空港に到着した。
韓国政府は、空港で韓国の利益や公共の安全を害するおそれのある外国人の入国を禁止できるなどとした出入国管理法の規定に基づき、3人の入国を拒否した。
新藤議員らは空港内にとどまり、韓国政府に対し、くわしい説明を求めた。
また日本政府は、在韓国大使館を通じて、韓国政府に対し、「極めて遺憾である」として、入国を認めるよう申し入れた。
しかし結局、入国は認められず、3人は韓国の土を踏むことなく、1日夜、日本に帰国することになった。
一方、金浦空港では、午前中から、市民団体らによる新藤議員らの訪韓に対する激しい抗議活動が終日行われた。
デモ参加者は、「塩をまけ! 唐辛子粉を食え!」などと声を上げた。
(08/01 20:12)