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2011年7月31日(日) 18:30 |
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セシウム検出腐葉土、香川で販売も
栃木県の業者が出荷した腐葉土から、放射性セシウムが検出された問題で、香川県内でもこの腐葉土が販売され、一部は小学校でも使用されていたことがわかりました。
香川県が会見したものです。 それによりますと、今年6月から今月にかけて、高松市の千馬製陶所など3つの店が、栃木県の加藤産業から腐葉土を仕入れ、そのうちおよそ300袋が販売されたということです。 県が在庫の一部を調べたところ、1キロあたり最大2万8700ベクレルの放射性セシウムが検出されました。 腐葉土に関する国の基準値はありませんが、県は、腐葉土を購入した人は返品するよう呼びかけています。 また、高松市の屋島西小学校など、県内の小学校3校がこの腐葉土を購入し、キクを植えるプランターの土作りに使い、児童も作業をしたということです。 県が調査したところ、プランターの土壌から最大369ベクレルの放射性セシウムが検出されました。 香川県によりますと、この土壌表面の放射線量は、通常の空間の放射線量と同じレベルで、健康には影響がないということです。
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