それよりも、テレビはネットにある動画を柔軟に再生することに集中し、インタラクティブな操作は他のパーソナルなデバイスに任せる方がいい。ネットの中で連携し、複数のデバイス、サービス、コンテンツが一体となって動作するような“仕組み”を作ればいい。
そうすればサービスやスマートフォン上のアプリケーションが更新されれば、間接的にテレビも使いやすくなる。長い期間、現役で使わなければならないテレビには、同じ”スマート(賢い)”でも、別の切り口があるんじゃないだろうか?
さて、こんなことを考えているが、もちろん、他のパネラーは違う意見を持っているかもしれない。シンポジウムは「ニコニコ生放送」や「USTREAM」で生中継し、コメントを受け付けるとか。みなさんも自分の持っているスマートテレビに対する意見や考えをコメントとして書き込んでみてはいかがだろう。
スタッフがコメントを拾ってくれる予定だが、筆者も現地でパソコンの画面を追いながら、その時々の話題に応えながら、双方向のコミュニケーションに挑戦してみたい。
●ITmedia スマートテレビ研究所 第一回 シンポジウム
テーマ:テレビが変わる、未来を変える。「スマートテレビ」はどうあるべきか?
日時:8月1日(月) 21時30分よりUSTREAMおよびニコニコ生放送で同時生中継
出演者:乙武 洋匡(ジャーナリスト)
麻倉 怜士(デジタルメディア評論家)
本田 雅一(AV評論家、ITジャーナリスト)
いとう まい子(女優)
松村 太郎(ITジャーナリスト)
主催:スマートテレビ研究所(協賛:シャープ株式会社)
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