——今回、オリンピック発祥の地アテネにスペシャルオリンピックス日本(SON)の日本選手団団長として入られますが、どのような思いですか。
最初にアテネに行ったのは世界選手権の解説で、2回目がアテネオリンピックの解説です。そして3回目の今回も選手ではないけれど、日本選手団の団長としてアスリートと共に参加できることを幸せだなと思います。特に今回は、アテネでSONのアスリートの頑張る姿が見られるのですごく嬉しいです。アテネはオリンピックの発祥の地であり、競技者、アスリートを生んだ町でもあるので、今大会に参加するアスリートたちにはそういうスペシャル感も力に変えて欲しいと思います。
——日本選手団のアスリートの調子はどうですか。
(2010年11月に行われた)スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・大阪のときよりも、世界大会の日本選手団に選ばれたということで日々向上しているのが、言葉や表情に見られました。特にチームプレーで言えば、お互いに声を掛け合っているし、掛け合う言葉もネガティブではなくポジティブで、仲間をより高めようという気持ちをもったやり取りが頻繁に行われていて、世界大会に向けて心を一つにしているというところが見られたので、大会が楽しみだなという気持ちです。
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