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2011年7月30日10時11分

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使用済み核燃料「中間施設で100年管理を」 米で提言

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 米国の原発から出る使用済み核燃料の処理方法を検討してきた米エネルギー省の諮問機関「ブルーリボン委員会」が29日、「中間貯蔵施設」での100年程度の集中管理などを提案する報告書を公表した。福島第一原発の事故以降、原発敷地内で核燃料を保管し続けることに懸念が起きていることも考慮し、早急な対応を求めている。

 オバマ政権は昨年、ネバダ州ヤッカマウンテンでの最終処分計画を白紙撤回し、15人の専門家でつくる同委員会が使用済み燃料の扱いを議論してきた。

 米国は現在、約6万5千トンの使用済み燃料を抱え、その4分の3は各原発に設置された冷却プールで一時的に保管されているが、いっぱいになりつつある。廃炉になった9基でも、専用容器に詰めた燃料が敷地内で管理されている。

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