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基調講演セッションのご案内
2/1(水)サンシャインシティTOKYO ワールドインポートマート 8階
10:00-12:00
基調講演 コンテンツビジネス戦略の「現在」

コンテンツ元年と言われる現在、そのビジネスの代名詞のひとつである紙媒体、デジタル媒体、あるいは出版社、新聞社はどのような戦略を「現在」組み上げているのか。フリーペーパー、電子出版の可能性に関する討議を交えながら、コンテンツ資産活用の多元化と、ありうべきビジネスモデルを広い視野で考える。
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◆モデレータ:日本印刷技術協会 常務理事 小笠原治
◆スピーカー:朝日新聞 総合研究本部主任研究員 稲垣太郎/小学館 ネット・メディア・センター 執行役員(兼)室長 岩本 敏/ボイジャー 代表取締役 萩野正昭

小笠原治 日本印刷技術協会 常務理事

大学卒業後印刷会社を経て,1975年に(社)日本印刷技術協会入社。1981年〜1984年まで第2次構造改善計画関連調査研究および事業企画担当。JAGAT研究調査部でのプリプレス,テキスト処理,文書処理,ニューメディアの調査研究を通じて,1985年以降JAGATニューメディア研究会,page研究会,PAGE展などの事業企画とその後の運営に携わる。1993〜1994年にDTPエキスパート認証制度の準備と開始。DTP,フォント,電子メディアなど関連の標準化委員も務める。

稲垣太郎 朝日新聞 総合研究本部主任研究員

1955年6月東京都中野区生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒。1978年朝日新聞社入社。仙台支局、新潟支局、名古屋本社、東京本社整理部、同次長(北海道)などを経て2004年9月から現職。研究テーマはフリーペーパー(無料メディア経営論)。地方の生活情報紙から欧米に広がる無料新聞まで、あらゆる国内外の無料紙 誌が対象。朝日新聞総合研究本部が発行する月刊リポート誌「AIR21」に「フリーペーパー研究」を連載中。

岩本 敏 小学館 ネット・メディア・センター 執行役員(兼)室長

1947年、岡山県生まれ。1971年、小学館入社。複数の雑誌編集を経て『BE-PAL』創刊にたずさわり、1986年同誌編集長に就任。1991年『サライ』編集長就任。1996年、第三編集部部長に就任。『サライ』編集長を兼務。その後『ラピタ』編集長も兼任。2000年、情報誌編集局チーフ・プロデューサーに就任。2003年、情報誌編集局 執行役員(兼)チーフ・プロデューサーに就任。2004年『駱駝』編集長を兼務。2005年7月より現職。

萩野正昭 ボイジャー 代表取締役

映画助監督を振り出しに、映画、ビデオ、ビデオディスクの制作に携わる。パイオニアLDCにて映画製作、投資、買付に従事。『ターミネーター2』『ツイン・ピークス』『愛について東京』などを担当。1992年独立して(株)ボイジャー設立、デジタル情報を統合する近未来出版事業の立ち上げを目指す。電子出版のためのソフトウェア『エキスパンドブック』『T-Time』『dotBook』などを開発。


 
13:00-15:00
デジタルアーカイブ時代の情報管理

あらゆる情報がデジタルで生成され,過去の情報もデジタル化されてゆく。 デジタルアーカイブが,企業の資産として,地域の文化財として,また公共・国家規模のアーカイブなどとして,さまざまに取り組まれている。このような大規模な情報蓄積とその利用のニーズに対して技術的にどう立ち向かっていくのかを考える。
keywords
メタデータ セマンティックWEB データベース リポジトリ コンテンツ管理 デジタルアセット 知的財産権
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パブリッシングが変われば、DTPも変わる

 
◆モデレータ:日本印刷技術協会 小笠原治
◆スピーカー:凸版印刷 斎藤伸雄/ 国立公文書館 八日市谷哲生

小笠原治 日本印刷技術協会

大学卒業後印刷会社を経て,1975年に(社)日本印刷技術協会入社。1981年〜1984年まで第2次構造改善計画関連調査研究および事業企画担当。JAGAT研究調査部でのプリプレス,テキスト処理,文書処理,ニューメディアの調査研究を通じて,1985年以降JAGATニューメディア研究会,page研究会,PAGE展などの事業企画とその後の運営に携わる。1993〜1994年にDTPエキスパート認証制度の準備と開始。DTP,フォント,電子メディアなど関連の標準化委員も務める。

斎藤伸雄 凸版印刷

1963年生。文教大学情報学部卒業後、電気会社を経て1991 年凸版印刷入社。ドキュメントの電子化やその応用に関する業務に従事。インターネット関連の業務では日本初のビジネスモデル特許と言われるマピオン特許の発明者でもあり、デジタルコンテンツ流通事業ビットウェイの立上げにも参加。最近は、総務省のデジタル資産活用戦略会議文化遺産ワーキンググループ委員も務め、ドキュメントや文化 財資料のデジタルアーカイブに関する業務に取り組む。

八日市谷哲生 国立公文書館

国立公文書館アジア歴史資料センターを経て、現在、国立公文書館本館に勤務。館が進めるデジタルアーカイブ事業に従事し、システム構築、メタデータやデジタル画像の整備、ユーザーインタフェースの工夫等、主として実務面に携わってきた。現在は、館が新たにサービスを開始した「国立公文書館デジタルアーカイブ」業務に従事し、館が所蔵する公文書や様々な歴史資料のデジタル化に取り組む。


 
16:00-18:00
自動文書生成のフロー

構造化文書を自動編集・組版することやWebで発信することが行われている。さらに原稿管理や原稿チェックのシステムが構築されることで、入稿前の段階から構造的に情報を管理して、文書作成を意識しないで自動的にパブリッシュする方向もある。原稿管理から、文書構造、レイアウト構造、スキン(デザイン)までのフローを自動化するという視点で検討する。
keywords
自動校閲、SGML/XML文書、PDF、CMS、スタイルシート、自動組版、 データベースパブリッシング、テンプレートパブリッシング
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(特別対談)自動組版は印刷会社に何をもたらすか(その1)(その2)

 
◆モデレータ:日本技術協会 小笠原治
◆スピーカー:ディジタルメディアシステム 江本博治/デジタル・アド・サービス 松田孝/データデザイン 深澤秀通

「オリエンテーション」
小笠原治 日本印刷技術協会

大学卒業後印刷会社を経て,1975年に(社)日本印刷技術協会入社。1981年〜1984年まで第2次構造改善計画関連調査研究および事業企画担当。JAGAT研究調査部でのプリプレス,テキスト処理,文書処理,ニューメディアの調査研究を通じて,1985年以降JAGATニューメディア研究会,page研究会,PAGE展などの事業企画とその後の運営に携わる。1993〜1994年にDTPエキスパート認証制度の準備と開始。DTP,フォント,電子メディアなど関連の標準化委員も務める。

「商品カタログの編集制作における自動化と課題」
◆商品データベースの実情 ◆商品カタログの自動編集組版 ◆カタログ編集を通じたデータベース構築支援
松田孝 デジタル・アド・サービス

帝人にてメインフレーム用システム開発に従事した後,デジタル・アド・サービスを1993年に設立。現在は,大型カタログ制作と商品データベース運用を「緩く」連携させる「DB&DTP 疎連携データベースパブリッシングサービス」の開発に従事。

「PDFを活用したドキュメント編集制作」
◆大量文書生成の問題点 ◆自動文書生成を実現するOpenFlow
深澤秀通 データデザイン

ITコンサルタント。1982年、早稲田大学理工学部卒業後、大日本印刷入社。コンピュータ画像処理の研究に従事する。プラネットコンピュータにて、PDF関連の製品およびシステム開発に従事する。現在、データデザインにて、新薬申請システムである「OpenFlow」などの電子文書の自動加工システム等の企画、開発、コンサルティング、教育に従事する。

「医薬品承認申請ドキュメントにおける自動文書生成フロー」
◆eCTD作成における文書フォーマット◆XMLバックボーンとドキュメント管理
江本博治 ディジタルメディアシステム

1957年生まれ 福岡県出身 1991年にDTPを応用した新聞制作システムを手がけ2002年にインターネットデータ配信のビジネスを展開、広告EDIシステムではインターネットによる自動組版システムを開発。2004年よりドイツ、Lorenz社と技術提携を結び医薬申請におけるeCTDシステムdocuBridge.jpの日本総代理店契約を結び医薬申請における電子申請システムの販売を実施。PDF、XML等ディジタルデータ作成のコンサルティングも務める。


 
13:00-15:00
顧客の考えるメディアの活用価値
エンドユーザーのライフスタイルの変化、経済環境、産業構造の激変に伴い、印刷会社の取引先(顧客企業)も戦略の組み替えを本格化させはじめている。しかし、実際にメディアの活用価値をどのように捉え、さらに外注/内製、発注条件をどのように考えているのか、その真意がなかなか伝わってこない。その真意に焦点を当ててセッションを行う。
keywords
印刷ビジネス、クロスメディアビジネス、紙媒体、Web媒体、宣伝・販促、既存深耕営業、新規開拓営業、取引先/顧客、予算配分/インターットマーケティング/顧客密着型ビジネス/ブランド管理
■関連記事
「変わり始めたメディアの活用基準と発注条件」
「マスメディアの規模へ成長する企業サイト」

 
◆モデレータ:三菱電機 121 ビジネス推進センター長 西館博章
◆スピーカー:本田技研工業 宣伝販促部ホームページ企画BL課長 渡辺春樹/翔泳社 取締役副社長  コミュニケーションデザイン局長 篠崎晃一

西館博章 三菱電機 121ビジネス推進センター長 

1984年入社。パソコン用ワードプロセッサの設計・開発に長く携わる。現在、ワントゥワンマーケティングの考えをベースとした、顧客密着型の、新規ビジネスモデルの創出と実証を推進。顧客戦略立案から、プロモーション、IT構築まで、幅広く顧客のニーズに対応できるビジネスを展開。

渡辺春樹 本田技研工業 宣伝販促部ホームページ企画BL課長

1977年、同志社大学大学院(心理学博士課程後期)終了。同年本田技研工業(株)に入社。海外向けの宣伝とCIを担当。1990年より販売促進部で国内の商品宣伝やモーターショー等を担当。1996年より広報部のプロジェクト・リーダーとして企業ホームページを開設。現在、宣伝販促部ホームページ企画BL ウエッブマスターとしてHonda企業ホームページを運営。また、(社)日本広告主協会 Web広告研究会 副代表幹事、調査委員会委員長を務める。

篠崎晃一 翔泳社 取締役副社長  コミュニケーションデザイン局長

デザイン会社、広告代理店などで企業のCIなどを行う。1986年、マイクロソフト日本法人設立時のブランド設計に参画。1989年、翔泳社に入社し、現職にいたる。IT関連企業を中心に企業コミュニケーションを支援するコミュニケーションデザイン局を主宰。翔泳社はほかに、IT分野の出版、ソフトウェア開発を展開している。武蔵野美術大学非常勤講師も務める。


 
16:00-18:00
プロデューサーの求めるコンテンツ制作環境
情報発信やサービス選択の「主導権」がエンドユーザーに移り、ニーズが多様化、高度化してきた今、リッチコンテンツづくりがますます必要となってきている。そのユーザーニーズを的確に読み取り、制作者、技術者につなげる役割である「プロデューサー」が、これからのメディア活用、コンテンツ制作の環境としてどのような形態を求めているか。地方でのコンテンツビジネス戦略のあり方、印刷会社の立つべきポジションを含めて考える。
keywords
クロスメディアビジネス、、Web、携帯、リッチコンテンツ、ブログ、Web2.0、Eコマース、地方/東京、印刷ビジネス
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「変わり始めたメディアの活用基準と発注条件」
「女性携帯サイト「girls walker」の挑戦」

 
◆モデレータ:ルポライター 吉村克己
◆スピーカー:デジタルガレージ プロデューサー 高木裕/ゼイヴェル プロデューサー 石倉正啓

吉村克己 ルポライター

ルポライター。1959年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。リクルート勤務を経て、現職に。これまでイン ターネット、マルチメディア、高齢者などのビジネス・経済・社会問題に関する記事 を執筆。著書は『ネットワーク・ルネッサンス』(日本能率協会)『iモードビジネスモ デル インパクト』(エイチ・アンド・アイ)『eラーニング』(エイチ・ア ンド・アイ)『最新図解で分かるiモードビジネス』(日本能率協会)『全員反対! だから売れる』(新潮社)他多数。

高木裕 デジタルガレージ プロデューサー

1965年生まれ。沖縄でDTPスタジオの設立に参画、以降地域からのアクティビティ発信にこだわりを持つ。1997年から2000年の間、沖縄県でデジタル事業者創造・育成のための調査事業を通じ地域でのデジタル事業者の創業や運用の支援を行う。2000年九州・沖縄サミットでは沖縄のデジタル事業者が参加したコンテンツ制作をプロデュース。2000年以降ケータイに活動分野を移し2005年からはブログとケータイによる事業構築を進めている。2002年、モバイル広告大賞 クリエイティブ部門 受賞。2003年、モバイル広告大賞 企画部門 受賞。2003年、Yahooアワード 松永真理賞受賞。

石倉正啓 ゼイヴェル プロデューサー

2001年、株式会社ゼイヴェル入社。現在は日本最大級のケータイファッションサイト『girlswalker.com』のコマース事業部・コンテンツ事業部を統括。2004年には、インフルエンサーマーケティングをコンセプトにした広告代理業を営む株式会社ノイズの取締役に就任、現在副社長を務める。


 
 

 
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