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事業団からのお知らせ

「自閉症カンファレンスNIPPON 2011」
 8月27日、28日に東京・早稲田大学で
 TEACCHモデルに学ぶ実践研究会、記念の第10回に

10年目を迎えた国内最大、最高の自閉症支援会議 自閉症の人たちへの支援のスタンダードを送り出し続けてきた「自閉症カンファレンスNIPPON」。自閉症を正しく理解し、世界でもっとも優れた支援の方法を共有するために、日本全国から多くの参加者が、今年もまた東京・早稲田に集結します。

TEACCHプログラムの遺伝子 TEACCHプログラムの創始者エリック・ショプラーの遺伝子を受け継ぎ、世界的なプログラムに育て上げたノースカロライナ大学のゲーリー・メジボフ教授が、今年も最新の情報を携えて来日します。そしてノースカロライナ・チャペルヒルTEACCHセンターで長年ディレクターを務めたリー・マーカス元所長。彼もまた、遺伝子を引き継ぐ正統の一人です。

自閉症支援のスピリッツはここにある 自閉症カンファレンスの主要プログラムとも言える日本全国からの実践報告も10年の時を積み重ねてきました。今回ももちろん、数々の実践の報告が集まります。初心者のための入門編の解説講座も充実させます。暑い夏の熱い2日間、自閉症支援のスピリッツはここにあります。

自閉症フェスティバルの進化 10年の特典も 自閉症の人たちを支援するの多くの関係者から注目されてきた「自閉症カンファレンスNIPPON」。今回は10年を記念して、ご参加いただく方だけへのすてきな特典も用意しています。今年もみなさんのご参加をお待ちしています。

と き

2011年8月27日(土)〜28日(日)

ところ

早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館

対 象

自閉症の療育に関係する親、教師、専門家など

定 員

1,000人 ※定員になり次第、締め切ります

参加費

12,000円


★ご覧になりたい項目を選択してください
▽開催にあたって
▽概要
▽プログラム
▽お申し込みについて
▽ポスターセッションの参加者を募集します
▽会場周辺案内図

・パンフレットはこちらから
(PDFファイル:6.13MB、※サイズが大きいため読み込みに時間がかかることがあります)
・チラシはこちらから(PDFファイル:592KB)

開催にあたって

 「自閉症カンファレンスNIPPON」が最初に開催される契機となりましたのは、全国各地の実践者やその関係者、なにより自閉症の子を持つ親ごさんかの「各地の実践や活動、そしてその成果について情報交換をしたい」という要望でした。そして2002年の第1回から毎年会を重ね、今回、10回目を迎えることとなりました。
 その記念すべき10回を前に起きた東日本大震災は、宮城、岩手、福島の各県を中心に、多くの方々に甚大な被害とその後のご苦労を強いる大災害となりました。被害に遭われたみなさまに対し、お見舞いの祈りを捧げることしか、私にできるすべを見つけることはできません。
 自閉症カンファレンスNIPPONをどのような会にするべきか。私たちは、大震災を経験したいま、当初考えていたような10回を祝う会ではなく、ここからまた始める新たな一歩としての会にしたいと考えました。  自閉症の人たちへの支援について「わが国も、ここまできた」という感慨があります。そして、「ここから、さらに進歩への一歩を」との思いを強く抱いています。
この10年の歩みを、みなさまと改めて確認したいと思います。そして、ここからの新たな歩みをともに始めたいと思います。
 10回目の自閉症カンファレンスNIPPONへのみなさまのご参集を、心よりお待ち申し上げています。

川崎医療福祉大学 佐々木正美

概要

【メインプログラム】  米国ノースカロライナ大学のゲーリー・メジボフ教授が自閉症の理解と支援の基本である「自閉症の人たちの学習スタイル」について、自閉症理解の10年間の変遷を交えて解説します。
 『自閉症の人へのまなざし』:佐々木正美教授の自閉症年史です。佐々木教授の自閉症の人たちに向けるまなざしの歴史は、支援する人にとってのバイブルとなることでしょう。
 『自閉症の人本人へのカウンセリング』:アスペルガー症候群、高機能自閉症の人たちを中心に、ご本人に対するカウンセリングについて、TEACCHセンターのリー・マーカス元所長が紹介します。
 『家族支援』:TEACCHプログラムの根幹である親との協働。その小さな単位のひとつが親とのグループセッションによる支援です。その意義、方法についてリー・マーカス元所長が解説します。
 『自閉症の人たちへの支援 これまでとこれから』:自閉症支援の現場でこの10年の間に、変化したこともしなかったこともさまざまにあります。日本、アメリカ、世界を俯瞰しながら、「次の10年」を考えます。
 『TEACCHプログラム・コアバリュー2011』:自閉症支援をするものにとってもっとも大切なこと(コアバリュー)について。ゲーリー・メジボフ教授の解説により、その方向性を確認します。

【実践報告分科会】  2日目午前の実践報告は、3つの年代別で全国から集まる各分科会5人によるセッションで構成されています。各発表20分の濃密な時間の中から、興味と関心に合わせてご参加ください。各分科会の選択と移動は自由です。

U10=Under 10 years old
 おおむね10歳以下の学齢前期の子供たちへの、親、学校、療育機関などの実践・サービスの報告です。
U17=Under 17 years old
 17歳までの学齢後期の年代に対する実践とサービスです。教室での構造化や地域活動などの報告です。
O18=Over 18 years old
 18歳以上、青年・成人期以降の実践とサービスです。就労支援、通所施設などさまざまなサービスの実践報告です。


入門解説講座  自閉症の人たちへの支援の有力な戦略のひとつである構造化。「実践するための入門編をぜひ」との声にお応えして、今年も自閉症カンファレンスNIPPON実行委員が基本的な考え方を分かりやすく解説する予定です。
1日目午後
 「構造化」:「構造化」の基礎について分かりやすく解説します。
2日目午後
 「評価と自立課題」:支援のすべての基本となる「評価」について解説し、「自立課題」のつくり方を学びます。

 サブプログラム
『DVDセッション』:最新DVD「自閉症の人が見ている世界」を初公開。自閉症の人たちの「学習スタイル」が学べる最新の映像を、カンファレンス会場限定で。
『サポートツールルーム』:家庭や学校、その他で「明日から使える」アイデアがいっぱいつまった部屋です。たくさんのヒントをここでも。
『コミュニケーション機器ルーム』:自閉症の人たちのコミュニケーションをサポートする機器の展示とデモンストレーションを。実際に見て、触れてみてください。
『ポスターセッション』:日頃の実践やアイデアをポスターで発表。全国各地の活動がビジュアルに報告されます。
『医療ルーム』:自閉症の人たちが医療機関を受診する際に役に立つサポートの数々を医療の側からご紹介します。

その他にも10周年を記念した魅力的なプログラムを用意しています。
 ※各プログラムは都合により内容・時間帯などを変更する場合があります。

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プログラム


8月27日(土)
9:00
受付
9:30
開会
9:45
『開会宣言』
●佐々木正美 川崎医療福祉大学特任教授
10:00
『自閉症の人たちの学習スタイル』
〜10年でわかっとこと、変わったこと〜
●ゲーリー・メジボフ ノースカロライナ大学教授
12:00
昼食
12:00
サブプログラム
『ポスターセッション』
『サポートツールルーム』
『コミュニケーション器機ルーム』
『医療ルーム』
※2日目15:00までの常設プログラムです。
13:15
『自閉症の人へのまなざし』
〜佐々木正美の自閉症年史〜
14:45
休憩
15:00
『自閉症の人本人へのカウンセリング』
〜アスペルガー症候群・高機能自閉症に焦点をあてて〜
●リー・マーカス TEACCHセンター元ディレクター 
15:00
入門解説講座
『基礎からの構造化』
16:30
 
17:00
17:30
|
19:00
交流パーティー 【リーガロイヤルホテル東京】

 

8月28日(日)
9:00
受付
9:30

『家族支援』
〜グループセッションの意義とその方法〜
●リー・マーカス

9:30

分科会
『実践報告』
1.U10(学齢前期)
2.U17(学齢後期)
3.O18(青年・成人期)

10:00
DVDセッション
『自閉症の人が見ている世界』
12:00
昼食
13:00

『自閉症の人たちへの支援 これまでとこれから』
〜10年で変わったこと かわらなかったこと〜

●佐々木正美
●ゲーリー・メジボフ
●内山登紀夫 福島大学大学院教授・よこはま発達クリニック院長

14:30
休憩
14:45
|
16:15
『TEACCHプログラム・コアバリュー2011』
●ゲーリー・メジボフ
 

 

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お申し込み

◇下記URLへアクセス頂き、画面の案内に沿ってご登録ください。
   https://biz.knt.co.jp/ecs3.5/acn2011

◇FAXでお申し込みの方は参加申込書に必要事項をご記入の上、送信してください。
   参加申込書はこちらから   FAX 03・6730−3230

◇申込先
 近畿日本ツーリスト(株)トラベルサービスセンター東日本
 『自閉症カンファレンスNIPPON』係
  〒130-0022 東京都墨田区江東橋3−4−2錦糸町マークビル3F
  tel.0570−064−205 fax.03−6730−3230
  E-mail:Tourdesk09@or.knt.co.jp

定員になり次第締め切ります。

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2日目午前のプログラムについて
2日目午前のプログラムについて【参加希望プログラム欄】にご入力、ご記入ください。
※参考のためにお聞きするもので、予約をいただくものではありません。会場の都合によりご入場頂けない場合があります。


交流パーティーについて
8月27日(土)17時30分(予定)より講師や参加者親睦のための交流パーティーを予定しています。 参加ご希望の方は、参加申込みの際に合わせて、お申込みください。 「参加申込書」の所定の欄に○印をつけてください。 交流パーティー参加費6,000円が別途必要です。


昼食(弁当)の申し込みについて
会場にてお弁当をご用意します。事前に申し込みが必要です。 8月27日および28日の昼食の申し込みをされる方は「参加申込書」の所定の欄に○印をつけてください。周辺に食堂・レストラン等は少なく、学校の夏休み期間中のため大部分が「お休み」です。お弁当をお勧めします。 お弁当は1個1,000円(お茶つき・税込み)です。


宿泊申込みについて
宿泊ご希望の方は、下記のご案内参照の上、宿泊日、ホテル名、部屋のタイプを選択してください。なお、ツインをご希望の場合は、必ず同室者のお名前をお書きください。


会場のご案内
早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館 東京都新宿区西早稲田1−6−1
JR山手線・高田馬場駅より徒歩20分 地下鉄東西線・早稲田駅3b出口より徒歩5分
都バス・高田馬場駅−早大正門まで10分


費用のお支払い
お支払い方法はクレジットカード決済又は銀行振込からお選びいただけます。
 webでのお申し込み・・・銀行振込を選択した方へのみ、請求書を送付致します。
 FAXでのお申し込み・・・お支払い方法に関わらず、請求書を送付致します。
 請求書に明記された期日までにご入金ください。
 8月10日以降に予約確認書、券類、プログラムを事務局より送付します。


お取消料について
お申し込みの後、ご都合により取り消しされる場合は、次の取消料を申し受けます。なお、大会参加費は返金致しませんのでご了承ください。


交流パーティー・宿泊(ホテル) 14日前〜8日前 7日前〜2日前 宿泊前日 宿泊当日及び不泊
20% 30% 40% 100%
弁当 5日前 2日前 前日 当日
無料 20% 50% 100%


宿泊ホテルと宿泊料金のご案内
下記料金は1泊(サービス料込み・税金込み)のお1人様代金です。
リーガロイヤルホテル東京は1泊朝食付き(サービス料込み・税金込み)の代金です。

宿舎

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会場周辺案内図


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ポスターセッションの参加者を募集します

TEACCHプログラムを参考にした活動をみなさんにシェアしたい!実践を発表したい!という方や団体、グループなどがポスターを使って発表するポスターセッションへの参加を募集します。 お申し込みは主催事務局へご連絡ください。

主催事務局:朝日新聞厚生文化事業団(tel.03−5540−7446)
 E-mail : autism@asahi-welfare.or.jp

 

主催:自閉症カンファレンスNIPPON実行委員会、朝日新聞厚生文化事業団
後援:厚生労働省、文部科学省、日本自閉症協会、全日本手をつなぐ親の会、日本知的障害者福祉協会(予定)

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