潜水艦にはどれだけ種類があるんでしょうか?
任務によって分けるのなら、救難潜水艦、戦略ミサイル搭載潜水艦、実験潜水艦、巡航ミサイル搭載潜水艦、
揚陸潜水艦、対潜潜水艦などがあります。
動力によって分けるのなら、通常動力潜水艦、原子力潜水艦に分かれますね。
戦略核兵器を積んだ弾道ミサイル原潜(SSBN)
巡航ミサイルで敵艦隊や地上を攻撃するための巡航ミサイル原潜(SSGN)
各種装置の試験を行う実験潜水艦(AGSS)
などが主なところ。あと変則的な通常動力の弾道ミサイル潜水艦もある。
過去には時代のあだ花レーダーピケット潜水艦(SSR)や輸送潜水艦、敷設潜水艦なども。
潜水艦から魚雷を発射する時、艦長は「ファイアー!!」って言うの?
大正解!!艦長じゃなくて水雷長が言うけどね。
潜水艦って昼夜関係なさそうだけど何時間勤務の何時間休みなんですか
18時間単位で一日が構成されており、この交代時に一日4食の食事
しかし生活リズム思いっきり崩れそうだな
潜水艦が浮き沈みするのってどーゆー仕組みなんすか?
バラスト(重し)が、あるから。ピタゴラスの定理にもとずいて潜行します。
潜水艦のパッシブソナーは、目標との距離はどのようにして測られるのでしょうか?
基本的にはパッシブソナーで距離はわかりません。
だから魚雷発射時には距離確認用のピン(測距発振)を撃ちます。
とはいえ、水温の分布や相手の音源のパターンなどがわかっていれば、
ある程度の見当はつきます。さらに三角測量すれば精度は上がります。
1人で三角測量するために、潜水艦はソナーアレイを流したり、側線部のソナーを利用したりします。
現代の潜水艦はアクティブは殆ど使いませんよ。
搭載していないという話すらあります。
目標動作解析(TMA)によって距離を概算し、魚雷発射して
あとは魚雷自信のシーカーに任せているようですが。
(勿論有線誘導もありです)
補助手段(特に自己位置移動やソナーアレイによる三角測量)がしっかりしていれば
ピンを撃つ必要もない、と聞いたことがあります。とはいえ、魚雷を発射すればふつー
自己位置は暴露されますから、発射寸前にアクティブソナーを使用するに越したことは
ないようにも思います。
潜水艦ってアップトリム90度は可能なんですか?
タイフーンは横倒しってーのが可能らしいです…
映画とかで潜水艦の照明がオレンジ色なのはなぜ?
オレンジっちゅーか赤じゃないのか?
目を暗さに慣れさせるためでしょう。
よく映画とか漫画等で潜水艦が危険深度にもぐると船体内部?のパイプから漏水しますよね。コレは何で漏れてくるんでしょうか?
深度計やビルジ(船内に溜まる汚水など)排水ポンプの配管。
冷却用の水管、海水の蒸留装置の配管など外部と繋がってるパイプなどが、
水圧で結合部フランジのパッキンからの漏れでしょう。
「シュノーケルで充電をして~~」と言うくだりなんですが…どうやって充電するのでしょうか?
シュノーケルって何か判っているか不安だけど。
シュノーケルは一種の吸排気筒と考えて下さい。
それを海上に出して吸排気すると言うことは、空気を供給しないと動かない
ものを動かすと言うことですから(モーターは駆動するのに空気は必要ないですよね)、即ち、内燃機関を動かします。
一般的にディーゼルエンジンですが、これを動かして、発電機を動かし、蓄電池に電気を溜めてやれば、充電されます。
現代の潜水艦に機雷って効果あるんですか?
ありますよ。
流石に係累機雷には無いでしょうが…。
潜水艦の音紋を感知して起動し、キャニスターから対潜魚雷を発射する
やつがアメリカのものであったはず。(名前は忘れた)
温度躍層って潜水艦で逃げる際に有効なんですか?
潜水艦は敵艦の発する音により敵を捕捉します。
変温層があると音が伝わりづらいために、敵から捕捉されにくくなります。
変温層の上や下にいる敵艦の捕捉のためにわざわざ曳航式のソナーがありますよ。
潜水艦ってどれくらいの深度まで潜れるのでしょうか?
潜水艦の可潜深度は最高機密で、ほとんど推測値に近いです。
まぁ、だいたい一般的に各国主力艦は500mくらいでしょう。
旧ソ連のアルファ級などはチタニウム外殻効果で800mくらいもぐれたかと思いますが。
日本の潜水艦は国内鉄鋼メーカーが優秀(製品が高品質)なので可潜深度も優秀だと言われています
潜水艦は空中の敵に対してどのような戦法を取るのでしょうか?
逃げ回る。(マジで)
潜水艦が対潜哨戒機に勝てっこないし、それ以外の飛行機を撃墜する戦闘は潜水艦の役目ではありませんし。
タンクブロー,アップトリムなどの用語が全く判りません。
「タンクブロー」は潜水艦は潜水するためにタンクに海水をためているんですが、
それを圧搾空気を吹き込むことで排水することです。
「アップトリム」は浮上するためにトリム(つりあい)を艦首が浮くように調整することです。
アメリカのミサイル潜水艦って、深度数百メートルしか潜れないのですか?
深海探査船じゃあるまいに、1000mも潜ってどうするの?
深く潜ればその分強度が必要になり、戦闘に必要なスペースが確保できません。
大陸棚で着底できる深度2~300mに潜水できれば十分です。
クジラとかが海岸に迷い込んでうちあげられる原因として、潜水艦のアクティブソナーで三半規管がおかしくなるから、という説を聞いたことがあるんですが、ありえるのでしょうか。
ストランディングと呼ばれる鯨の漂着は潜水艦が発明されるはるか以前からありました。
漂着したクジラを昔は村全体で解体して食べた話はよく伝えられています。
ストランディングの要因は寄生虫が三半規管に影響を与えるのが原因とする説や
超音波による位置測定のミス説などがあります。
ソナーの影響がないとは言い切りませんが、主要因でないことは確かです。
女性の潜水艦乗りって存在するのですか?
ロシア海軍のSSBNでは女性の乗組員が存在するそうです。
世艦の記事によると米海軍では潜水艦に女性を乗り組ませるよう
勧告が行われたそうですが、婦人用の居住区を設けるのが困難との理由で現在は
まだ行われていないようです。
現在の潜水艦て対空ミサイル装備できないんですか?
装備しても意味ないですよ。水上に出なきゃ航空機は捕捉できませんし、
かといって水上に出たら一巻の終わりですので。
動力がAIPで10000t級の潜水艦て可能ですか?
建造は不可能だと思います。その理由は、適正な動力源が製造不可能なことです。
現在の原潜の出力は、シーウルフ級が45,000馬力・ロス級が35,000馬力といわれています。
この出力を現在のAIP(といってもいろいろ方式がありますよ?)のみで出すことは不可能です。
ちなみに、スウェーデンで開発したスターリングエンジンの出力は最大75kWだそうです。
現在のAIPはあくまでもディーゼル+バッテリーの補助をするシステムと考えるべきです。
よしんば建造できたとして、その艦は重油・液体酸素・液体水素のかたまりになるでしょう。
私がサブマリナーだったら、そんな艦に乗艦するのは御免蒙ります。
車は走行することで充電しますが、潜水艦はどうするんですか?
バッテリーがあがれば、浮上しスノーケルという筒を出して
ディーゼル発電機を回して充電します。
この状態は発見されやすいため、かなり危険です。
潜水艦の潜望鏡がでたり、乗組員の入り口などがある、船体からにょっきり飛び出ている部分の名前は何?
セイル
潜水艦って、潜ってる時はどうやって外部と連絡してるんですか?
基本的に、連絡を受けることはあっても、電波の発信位置を
逆探知される恐れがあるため、潜水艦から連絡することは稀です。
潜水艦に連絡する際は、まず海中にも届く超長波で
連絡があることだけを伝えます。
その後、潜水艦が潜望鏡震度まで浮上してアンテナを上げるか、
通信ブイを上げるかをします。
同じ海域に複数の潜水艦がいた場合、潜水艦同士の直接的な連絡はできないのでしょうか?
行なっていないというのが定説のようです。極近距離であれば水中電話という手もあるでしょうけど…
通信しないと言うことは、潜水艦同士の共同行動はないのでしょうか?
敵味方の識別方法はどのように行われているのでしょうか?
近くに味方の潜水艦がいれば、秘話装置で通信できたはず。
但し、遠距離だと無理だっtか、と。
基本的に、潜水艦は単艦行動ですし。
敵味方の識別はスクリューの音、即ち音紋を検索して行います。
各艦でも微妙に音が違います。
そこで、平時でも各国は仮想敵の新型潜水艦の音紋採取に血道をあげる訳です。
密閉された潜水艦ではどうやってオーバーホール等を行っているのでしょうか?
輪切りです。
原潜などの、定期的にチェックを行わなければ行けないものだと、
確か機関部にそれ専用のパッチが当てられていて、
整備の時はその部分を開くようになっていたはず。
(51:大渦よりの来訪者 ◆KVBzr3neko)
潜水艦には戦闘機のパラシュートのような脱出装備はあるのでしょうか?例えばシュノーケルとか酸素ボンベとかそういう物です
「スタンキー・フード」っていう、フルフェイスのガスマスクに酸素ボンベがついた
みたいな個人用脱出装置がある。
現在の潜水艦は艦内への入出ハッチの部分がチャンバーになっている(ハッチ開けると
即艦内、にはなってない)ので、この装備を付けてチャンバーに何人かが入り、艦内への
ハッチを閉めたあと艦外へのハッチを開けて脱出、というのを繰り返して全乗員が脱出
できる。
あまり深度が深いと使えないけどね。
潜水艦によってはこのチャンバー部分がそのまんま切り離して脱出ポッドになるような構造に
なってたりもする
潜水艦で火災が発生したらたちまち酸欠とか有毒ガス中毒になりそうなのですが
どんな対策を行っているのですか?
ガスマスクと酸素ボンベを身に着けた消化班が出動して火を消し止める。
どうしようもなくなったら、火災区画を隔離して浮上する。
火災の規模にもよるだろうが、火災区画からの人員の退避&隔壁閉鎖で
酸欠にして火災を消すか、緊急浮上でしょう。
潜水艦が艦船に対して魚雷を放つのは深度はどのくらいでしょう?第一次大戦~第二次大戦ごろと現在と両方知りたいです。
昔は狙うのが基本的に水上艦だったので
夜間ならば浮上、あるいは潜望鏡深度からの雷撃
今は水上艦以外に潜水艦も相手になり
魚雷の性能も上がったのである程度の深度から水上艦を狙ったりできるが
詳しいことは秘密です。
こちらから相手を探知できても相手には探知できない
あるいはしにくい状態で発射するのが望ましい
ということになっています
第一次大戦~第二次大戦なら、目標は基本的に水上艦でしたので、
水面すれすれのいわゆる潜望鏡深度での発射が普通でした。
それと、魚雷を発射するには当時は圧縮空気を用いるしか方法が無かったので、
大量の空気が必要な上に深深度の水圧に負けないようにするための圧力をかけられませんでした。
さらに魚雷そのものが深深度の水圧に耐えられなかったこともあり、潜航しての深深度発射は
30mが限界でした。
戦後は空気圧ではなく水圧で発射する方式が主流になり、また魚雷そのものが深深度の
水圧に耐えられる構造になってきましたので、数百メートルの深度からでも
魚雷発射が可能といわれています。
潜水艦は洋上で海上艦から燃料供給受けることってあるの?
その海上艦を監視すれば潜水艦の動きが分かってしまうような?
そんなのは前の戦争の頃から折り込み済みだろう。
特に旧海軍は潜水母艦なしではまともに作成行動を取れなかったし。
もちろん燃料や食糧はおろか家族との郵便物まで取り扱っていた。
潜航中の潜水艦の抵抗は、速度の何乗に比例するかを教えてください。
5knot前後で痛痒する近似値で良いです
まあエスパー発揮して抵抗Dは
D=0.5*ρ*(V^2)*S*CD
で求めることができる
ということで抵抗は速度の2乗に比例
概算値は
D=0.5*1025*(2.57^2)*75*0.1≒25000N
くらいかねえ
CD値は勘、投影面積は概算値だが
潜水艦も流体中を運動する物体なのだから、
速度に比例する粘性抵抗と、速度の自乗に比例する圧力抵抗を受けるはず。
でどちらが主体かはレイノルズ数で判断されるわけで、<1で粘性抵抗主体、>10^3くらいで圧力抵抗主体だったかと。
Re=ρvL/η
速度5kt=2.5m/s、代表長(船体長)100m、水の密度=1E3kg/m^3、水の粘性率1mPa・s
だと、粘性抵抗主体でいいんじゃないかな。
海上自衛隊の潜水艦は他の国の潜水艦に比べると乗員が多いそうですがなぜでしょう?
日本は国土は小さいが領海面積は広い(世界6位)。そのため原潜並みの長期間の
行動が必要で、他の国の潜水艦が2交代制のところ3交代制を取ってるため乗員が多い。
潜水艦が攻撃されて艦内であちこち水が噴き出してくるシーンが映画でありますが,一体何の水?何か一生懸命バルブを閉めてるけど何のバルブ?
潜水艦の発令所は,船体の中央部近くにあり,機関部はそれより後方にあります.
また,潜水艦にはエンジン冷却など外部の海水を引き込んで使う(または中から捨てる)配管が幾つも有ります.
冷却水の循環ポンプや,消火水のポンプが機関部にあるので,この海水は発令所を通って前方の区画へ送られています.
無音潜航をする時でも,冷却海水を止めたら機械が壊れちゃうので,止められません.
漏れ始めたら音が出るし,機械に海水がかかって壊れるかも知れないので,一時的にバルブを閉めて防水作業をするそうです.
最初からバルブを閉めていたりすると,それらは使えなくなります.(もちろん必要最低限の物以外は締めてんですけどね)
通常動力潜水艦の潜望鏡やシュノーケルの海面上に出る部分ってどのくらいの大きさですか?
それだけが海面上に出ている状態って、水上艦や哨戒機のレーダーや目視ですぐに見つけられるものなのでしょうか?
具体的な大きさは知らないが、WW2末期には簡単に見つかるようにはなってる。
だもんで、シュノーケルにゴム巻いてたりしてる。
漁船以下のサイズで、発見はなかなか楽じゃないそうな
ステルス化も一部では進んでるとか
ただし、もちろん程度問題であって、一定のリスクがある
ウェーキは意外なほど目立つらしく、目視で発見される可能性がある
レーダーについても同様にリスクがある
中村秀樹氏の『lこれが潜水艦だ』では、複数回のスキャンを受けると見つかってしまう恐れがあると紹介されていた
潜水艦が水上艦と行動を共にするようになったのはいつ頃からなんでしょうか?
米空母には原潜が付くのが普通だと言われますが、
WW1後に艦隊随伴型潜水艦が出てきてる。
潜水可能な水雷艇みたいな構想が最初だが、しだいに前衛警戒部隊としての意味が大きくなる。
実際に配備した例としては、英海軍が水上高速型潜水艦を作ってみたり、
米海軍が渡洋進撃する部隊の最前列に配備する運用をやってみたり。
実戦ではWW2の頃に日本海軍がやった例があり、
例えば真珠湾攻撃の時には哨戒隊の名で機動部隊指揮下で3隻行動してた。
ハワイ到着後、機動部隊の指揮下を離れて、独立行動の潜水艦部隊である先遣部隊に復帰。
ただ、WW2の頃には基本的には敵根拠地~会敵予想地点の敵艦隊予想進路へ事前配置する用法で、
友軍艦隊に随伴して行動するという例は余り無い。
実戦での米軍の艦隊型潜水艦もそういう事前配備型の運用とみてよい。
もう少し艦隊に密着した感じでは、
WW2末期のアメリカ海軍もレーダーピケット潜水艦という構想をし、
艦隊の最外延部の危険水域に浮上してレーダー警戒拠点となる艦が整備された。
ただ、これは早期警戒機にとってかわられた。
あと、WW2大西洋方面では船団護衛に潜水艦が投入され、随伴行動してる。
ドイツの大型水上艦の出現に対する備えという意味合い。
今につながる水上部隊への潜水艦随伴が本格的に考えられたのは、1960年代末だろう。
ソ連潜水艦の機動部隊への脅威が増大し、特に巡航ミサイル装備艦への対応のため、
機動部隊への潜水艦随伴が考えられた。具体的にはロス級原潜あたり。
潜水艦ってアンカー、錨を持っているんでしょうか?
ぱっと見、ついてないように見受けられますが。もし、持っていないなら、潜水艦はどうやって投錨するんでしょう。
ふだんは、船体に埋め込んでる。投錨時にだけ船体からはなす。
錨はこんなの。
ttp://www.mod.go.jp/msdf/yokokyou/photo/kinenhi/719_asasio.html
持ってる。こんなぐあいに艦内格納
ttp://vspgnet.web.fc2.com/kure-akishio/aki-5.jpg
潜水艦のプロペラって、たいがいは1本ですよね。 2本や4本にしようとは考えなかったんですか?
海中でプロペラが故障したら、救助は困難なんだから
潜水艦のスクリュープロペラは、第二次大戦の頃だとむしろ二軸のが多いけどな。
静粛性や動力性能の制約が水上艦よりも厳しいのでおいそれと増やせないだろ
ペラっていうか推進軸を増やすってことは、船殻に開ける穴を増やすって事だ
さらには複数の主機を積むか、動力配分機構を積まねばならない
水上船なら、それでも船底下への突出を軽減できるってメリットがあるが
潜水艦なら軸線上にデカイペラおけるんだから、タイフーンくらいの大型艦でもないかぎりメリットはない
潜水艦にとって推進軸関連の故障で怖いのは、ペラ破損ではなく、軸変形による浸水
そのリスクを増やしてどうする
ペラが壊れたって効率が悪くなるだけで、動けなくなるわけじゃない
浮上さえ出来れば修理は可能
映画などでソナー員がヘッドフォンに耳を澄ませつつ円形のハンドル状のデバイスを操作している描写をよく見かけますが、あのハンドルは何なのでしょうか?
方位の測定です。艦底に円形にマイクロフォンが設置されてるので,
その中で一番大きな音響のものを探し方位を特定してます。
ただ、映画の場合、そこまで意識してるかは疑問でただ演出上、
雰囲気を出しためにやってる可能性があるので映画では注意が必要です。
補足すれば、艦底に円形にマイクロフォンが取り付けられる前は、
艦内のハンドルで艦の外にある指向性のマイクをぐるぐると回し、
捕捉・識別せんとする音が最もはっきり聞こえる方向を求める方式のものがありました。
映画で言えば「Uボート」にちらりと登場するものがそれで、
日本海軍でも太平洋戦争初期まで「Kチューブ」という名称のものが制式装備されています。
情報収集・解析の専門の艦って、潜水艦が適任なんでしょうか?
隠密行動なら潜水艦が向いているが、平時の情報収集なら、もっと大型の水上艦艇の方が、
電波収集のために高所にアンテナを設置したり、大型で高機能な機材を多数搭載したり、
分析要員を乗船させてリアルタイムで解析したりできて、いろいろ便利なんだぜ!
ケースバイケースなので、一概には言えないってことだ!
潜水艦を倒すには潜水艦とよく聞きますがなぜでしょう?
アスロックが撃てる水上艦の方が有利だと思うのですが足も速いし
ソナーだってワイヤーつけてひっぱれば潜水艦と同じ索敵能力がありそうですけど
別に潜水艦でなければ対潜戦闘が成立しないわけではないが、
中村秀樹氏が『これが潜水艦だ』で述べる所によれば、潜水艦が優位にあるらしい
(まあただ、氏が元潜水艦乗りだという点を考慮する必要があるだろう)
以下引用。
対潜戦は、潜水艦にとっても困難な作戦だが、
それでも空水(航空機と水上艦)の対潜部隊よりははるかに有利な作戦ができる。
それは、相手にこちらの動きを知られないからである。
(中略)
空水対潜部隊と比較し、潜水艦の対潜能力としての利点は、少なくとも二つある。
第一は存在秘匿である。静かに潜航している限り、相手の潜水艦に存在を知られることがない。
第二に、潜水艦の捜索能力である。潜水艦のソーナーは、哨戒機のソノブイ、
水上艦のソーナーに比較して、はるかに高性能で、探知確率が高い。
{(572:290)
潜水艦の塗装はなぜ黒いの?
潜水艦の黒っぽい塗装は潜航中に目立たなくするための塗装ですよ。
迷彩効果のある背景に溶け込みやすい塗装を行うには、自然光をあまり受けない面には
よく反射する塗装を用い、逆に光を多く受ける面にはあまり反射しない塗料を
使用するのが良いそうです。
この理屈で艦艇では、垂直面はかすんだ灰色、水平面は黒色を塗装するのが背景に
溶け込むために効果的とされました。
戦前の潜水艦は基本的に水上航行が主体で、したがってその船体も灰色に塗られたものが
多くありました。
しかし近年の潜水艦は潜水状態で行動するのが基本となり、浮上航行する機会は
非常に少なくなりました。
このために、海中をその背景と考え、その中に最も溶け込みやすい黒系の塗装を
施しているのです。
大戦中の米海軍では、潜航中に発見されにくいための黒色塗装をメジャー9、
浮上中に水上から発見されにくいための灰色系塗装をメジャー10としてそれぞれ
採用しています。
潜水艦に対して通信ってどうやって行うんですか。水中でも無線って届くんですか。
深い海中にも届く波長の無線を使う。
ただし、通信速度は遅いし大容量のデータ通信は出来ない。
そのための専用の通信中継機もある。
豆知識
「水中では波長の長い波は遠くまで届くが波長の短い波は急速に減衰する」
なので、音波のような波長の長いものは遠くまで届く。
であるから敵潜水艦などのストラクチャを探知することが可能になる。
音声無電のような、波長の短い電磁波は水中では急速に減速し、
100mくらい潜ってしまうとまったく届かなくなる
電磁波は水を通すとそのエネルギーが弱くなる性質があるから、
原子炉の炉心を囲む防護ブロックに水プールがあるのである
潜水艦の「着底」という操艦は、船体の強度的に問題は無いのでしょうか?
潜水艦の着底はバラストタンクに注水する事で行われるのですが、例えると「自然降下」と言う様な状態で徐々に深度を下げていって、
その結果海底に達する行為です。
漫画にある様な「急速潜航の後に激しく着底」ってのは危険すぎて、まずできません。
なので、通常の着底自体は艦に損傷を与える事はありません。
ほとんど使わないアクティブソナーを搭載しているのはなぜ?
「UボートVII型」 ロバート・C・スターン著 を読んでいて疑問に思ったのですが、
ごく少数のVII型にアクティブソナー(Sゲレート)が機雷対策に搭載されたとのことですが、
音響インパルスを敵艦船に聞かれてしまうため使用する艦長は殆ど居なかったそうです。
アクティブソナーは現用潜水艦には殆ど搭載されていると聞きますがどんな用途を想定しているのか教えて下さい。
現代の潜水艦は、索的にアクティブを撃つ事はまず無いとされています。
近距離用は海氷探知等に使われる物が有るらしいです。
そもそも、敵の戦闘艦が居なければいくら使ってもかまわない。
平時だって潜水艦は行動してるわけだ。
潜水感にとって隠密性が最大の武器にして命綱なのでわざわざ此方の位置を教えることはないが
位置がバレる可能性があってでも相手の位置を知りたいと判断すれば打つよ
Uボートの例は戦争末期だから、そこらじゅうに護衛艦がいてピンを打つのも危険な状態だね。
マンガみたいに潜水艦のソナーマンが耳を塞いでしまうような馬鹿でかい大きな音は出るんですか?
ある程度大きい音を感知したらそれ以上は聞こえないよう防止装置でも付いているんですか?
ぶっちゃけるとどんな小さい音でも拾うよう、極端に過敏にしてあるわけですわ。
音自体もすごいよ。
クジラ・イルカの大量打ち上げはソナー音で聴覚破壊されたせい、という説もあるくらいだから。
大きな音は自動的に調節される機能がある。
漫画みたいに耳を押さえるなんて事はまず無い。
ウォークマンで雑音に正反対の波をぶつけて静かにするっていう技術がありますが、あれをでっかくして潜水艦につければ、無音で航行できたりしないですかね
アクティブノイズキャンセラーはノイズに対し逆位相の音を発生させることでノイズを打ち消すのですが、
たとえ同じ音であっても、音の位相は音源と観測者の距離に応じて違ってみえるものです。
このため、ノイズキャンセラーはごく狭い範囲にしか適切な効果を及ぼしません。
(位置によってはノイズとノイズキャンセラーが発生させる音が重なって聞こえてしまい、逆にうるさくなります)
少なくとも今の所では、アクティブノイズキャンセラーの利用はヘッドフォンやイヤフォンに限られており、
自動車の車内への適用も十分な成功を収めていないようです。
それはノイズの発生源とノイズキャンセラーの音源が違う場所にある場合ですね。
潜水艦ではノイズが発生源と艦体の接触部から伝わることが多いので、
ここに制震、吸音装置を置くのですが、これにノイズキャンセル、というか
アクティブな制震装置を採用することがあるようです。
ノイズキャンセル・ヘッドフォンとは少し違いますが、
干渉を用いたアクティブな吸音という意味では共通していますね。
潜水艦の魚雷発射管ですが、アメリカやヨーロッパの潜水艦は側面に付いていることが多いですがロシアや日本の潜水艦は正面に付いている事が多いですよね?
これってなにかメリットとかデメリットはあるんでしょうか?
- 太い船体の中央部に発射管室だと、魚雷の積み込みが楽で安全。
- 発射後の重心変化がばかにならない。
- 何かあると隔壁閉められて確実に孤立する発射管室の人がかわいそう。
発射管が側面についているのは、大型の球形ソナーを艦首に置いているために
それをクリアするため。
本来は艦首正面に魚雷発射管を設けたほうが艦首尾線にたいしてまっすぐ置けるので
その方が都合がよいはずです。
日本の潜水艦も、「うずしお」型から「はるしお」型までの涙滴型潜水艦は
側面に発射管がありましたよ。
潜水艦はミサイルを発射する事によって敵潜水艦に存在がバレてしまったりはしないのでしょうか?
バレることは有ります。
なので、特に巡航ミサイルの発射などは、慎重を期して行うわけです。
但し、戦略ミサイル原潜の場合は、自国領海を遊弋していますし、周囲には警戒を
攻撃型原潜を配備して護衛したりしていますから、滅多なことでは手を出すことは
出来ません(以上のものは米国やソ連の場合)。
潜水艦がスクリューを使わずに潮流に乗って移動することは可能ですか?
また、海水の温度が深度ごとで異なる現象を最大限に利用することで
ソナーから隠れることが出来るとも聞きましたが実際に出来ることですか?
海流に乗って移動することは可能です。
有名な例ではウーボートがジブラルタル海峡を突破するさいに利用した例があります
海水の温度差のほうは変温層という物を利用します。変温層内のソナーの反響具合なんかは
非公開のはずですが。
出来ます、
音は真っ直ぐには伸びません
グラフにするとある深度では探知可能領域なのにそれより100ft潜ると隠れてしまったりします
温度も海水面から変化しはじめたり
ある深度までは一定だったり様々なパターンがあります
対潛戦を行う場合これは大切な予察になります
海自の潜水艦とかって敵の船を沈める役割ですが、水上戦闘艦との使い分けは意味があるのでしょうか?
一番大きいのは、潜水艦はどこにいるか知られないことで、相手にプレッシャーを掛けること。
逆に水上艦は、どこにいるかを知らせつつ、相手にプレッシャーを掛ける。
カードゲームで言えば、水上艦は相手に見せるカード、潜水艦は伏せたカード。
両方を使い分けることで、ある程度相手の行動を縛ることができる。
聴音装置の特性上、潜水艦は最良の対潜水艦ユニットとして機能します。
水上艦の襲撃は危険度が高いのでやりにくいです。
また潜水艦は所在をくらませて相手を疑心暗鬼に陥らせることも任務です。
さらに、平時にも隠密監視にも使い道があります。
潜水艦は水圧に耐えられるような構造をしていますが、深海までの活動範囲を多少犠牲にする代わりにステルス潜水艦を作ることは可能ですか?
現状だって潜っていればレーダーには映りませんが?
それに水圧に耐えるのは内殻であって、外殻の形は水圧には大して関係ない。
「対ソナー・ステルス」なのか「対レーダー・ステルス」なのか、どっち?
対ソナー・ステルスなら英国のアスチュートのように、
上部構造物を傾斜させたり無反響タイルを貼ったりポンプジェット推進にしたりと、
「ステルス」と呼べる構造は既に広く使われている。
(海自の「おやしお」型SSもステルス構造)
潜水艦が、水上艦に比べて早く劣化して短命なのはどうしてですか?
空母などが大型艦が就役期間が長いのでそう思うかもしれないがちょっと検証してみよう。
ミサイル巡洋艦ロングビーチ1961-1995 34年
ボストン級 1955-1970 15年
ガルベストン級1958-1979 21年
カリフォルニア級1974-1999 25年
バージニア 1976-1994 18年
テキサス 1977-1993 15年
原子力潜水艦 オハイオ級 1976-就役中 31年
ロサンジェルス1976-2010 31年
オマハ 1978-1995 17年
アトランタ 1982-1999 17年
少なくとも米海軍では水上艦・潜水艦の就役年は大差ないですね。
軍艦の寿命は船の耐用年数ではなくて戦術の変化や技術の変化による物が大きいのでしょう。
日本の海自潜水艦に限れば、
のため、建造~退役までのローテーションが他国の潜水艦と比べても早い
毎年1隻建造して、1隻退役する入れ替わりを繰り返している
同時に、常に新型を開発したり改良を加えたり…って出来るが
航行速度が遅い潜水艦は、哨戒ヘリに囲まれて逃げられなくなるんですか?
どの段階で逃げ切れるとかは条件がいくつも有るから何とも言えませんが
逃げるのが速いのと遅いのでは逃げる機会が違う
潜水艦は訓練以外では逃げ切れる条件でしか攻撃の選択は…
色々元中の人がまとめサイトを作っています
(自衛隊板初質スレ80:予備海士長 ◆0J1td6g0Ec)
晴嵐みたいに、潜水艦から偵察ヘリみたいなのを飛ばす研究とかしていたところはありますか?
改オハイオ級はミサイルサイロからUAVを飛ばす実験をしとる
偵察ヘリどころかイ-400のアイディアはアメリカにパクられまくり
「浮上して巡航ミサイルを発射する潜水艦」なんてモンまで作られた。
ドイツがUボートにオートジャイロ積む計画を立ててたな。
上に書いてるオートジャイロというのはフォッケ・アハゲリスFa-333バッハシュテルツェのこと。
一人乗りの風で回転翼を回した揚力で空に舞い上がり、ワイヤーでUボートに曳航されて飛ぶ一種の凧で見張り用に使った。
この他にもイギリスやフランスの巨砲を搭載した大型潜水艦には偵察用に小型水上飛行機を搭載していたものがあった。
「ローレライ」に出てくるシュルクーフはその一例。
晴嵐は偵察機じゃないし、伊400型は、隠密に敵地に接近し、少数の攻撃機によって奇襲攻撃するのことが目的なので、
現代の潜水艦による地上へ攻撃とは、直接のつながりはありません。
潜水艦に偵察機を搭載した例なら各国にあります。
例えばアメリカ海軍では、S-1潜水艦にマーチンMS-1型複葉偵察機を試験的に搭載していました。1923年くらいのことですが。
また、ドイツ海軍はUボートに搭載される索敵用のジャイロカイト「FA230」を製作し、実戦投入しています。
これはUボートによって曳航される回転翼式の凧で、安全に浮揚させるには最低でも36km/hの速度で引っ張ってやる必要がありました。
潜水艦が海底に鎮座するとき、その海底の状態をどのように調べるのですか。
海底の状態は海図見て判断する。
よくわからないとこでもイチかバチか鎮座する事はあるが、真珠湾付近でそれをやって、危うく泥にはまって抜けなくなるとこだった。
前線で事故が起きても通信が途絶えるだけなので、詳しい喪失原因まではわからない。
昔の潜水艦は艦内の二酸化炭素対策(吸着)にアルカリ金属の水酸化物を使ってたようですが、現在の潜水艦はどうしてるんでしょうか?
原潜は豊富な電力で酸素を作り出すことはできるが(EOG使用)、二酸化炭素はやはり吸着するしかない。
原潜は長期間潜水するため、単に吸着するだけでなく、廃棄する方法が必要であり、MEA(モノエタノールアミン)
に吸着させ、加熱して二酸化炭素だけ分離して廃棄している。繰り返し使用が可能なので、
長期間の潜航に耐える。硫化ナトリウムの電気分解によって、酸素を発生させると同時にアルカリを発生させ、
二酸化炭素を吸着させる方法も開発されている。
潜水艦の攻撃と言うのは、どれほどのショックを相手に与えるのでしょうか?
対潜装備を備えた艦艇を多数用意すればいいだけじゃないのでしょうか?
その、装備を備えた船を用意するのに時間(下手をすると年単位)がかかるので、これからって時に役に立たない。
また、現代だと、最初の先制攻撃は潜水艦側から、かけることになるので、その犠牲になりたくないというのがある。
潜水艦の腹ってなんで赤いの?
浮上時にも水面下に沈んでるから、艦底色に塗り分けてる。
昔の潜水艦は潜っている時間より浮いている時間の方が遙かに長かったために、
塗り分けが普通の軍艦と同じようになっていた。
なんで赤いかっていうと、フジツボよけのために、塗料に酸化銅を混ぜるから。
これをやっておかないと船体にフジツボがびっしりついて、水の抵抗ががっつりあがる。
つか、現代の潜水艦は、全面に吸音タイル貼り付けてるから、腹の方まで黒っぽい。
ロス級の腹も赤い
ロシアのクルスクも赤かった。
自衛隊でははるしお型までが赤くて、おやしお型以降はグレー。
潜水艦の脱出球というものを詳しく教えてください
インド海軍の保有する209/1500型は全乗員40名を収容できる脱出球を
セイルの直前の上構内部に装備しています。
これは浮きになる長方形の上構の一部と、その下部の直径2.6mの脱出球で構成されています。
潜水艦は頑丈に作ってあり、威力の弱い魚雷では破壊できないと聞きました
12.7mm弾でも10mm以上の圧延鋼を貫徹できるのに爆薬を搭載した魚雷に耐えると言うことが信じられません
大昔のグッピー級の潜水艦ですら、外殻の厚さは半インチ(25.7mm)です。
とっくに退役したパパ級でも外殻は60mmのチタン合金でした。
現代の潜水艦はもっと丈夫ですし、そもそも12.7mmライフルのような超音速の弾が
当たるわけでもありません。だから対潜魚雷の弾頭にはHEATが必要なのです。
潜水艦のソナーマンは何時間も勤務時間あるのに集中できるんでしょうか?
集中力続きそうにないと思うんですけど
少なくとも米の原潜ではリアルタイムDSP(信号処理)を行って、ノイズなどを除去した後、
データベースと照合して分類、重み付けを行って表示するシステムが使用されています。
また、走査する周波数域も、環境と入力によって、最適なものを自動的に選択するシステム
(REA: Rapid Environmental Assessment)が開発~運用されているようです。最終的には
自動分類して、相手の深度と距離、判定内容をシンボル化(レーダーみたいな)して表示する
システム(matched-field localisation)や、複数のセンサーからの情報を統合して、地図上に
海底地形や検出対象を座標付きで表示する netcentric data fusionが理想といわれていますが、
そこまではまだ届いていない模様。
昔はヘッドフォンを耳に押し当て、ウォーターフォール(音紋表示、横軸方位、
縦軸時間=距離で反射を表示する画面)をじっと見つめるのがソナーマンでしたが、
現代ではウォーターフォールはともかく、ヘッドフォンは使わない事もあるようです。
参考にした記事を書いたのが専門家です。
記事はMunch出版「Military Technology」誌の2004年6月号「A remedy for silent subs?」。
著者はオランダのTNO-FEL(物理、電子関係の研究開発機関)内、水中音響班の研究者3名です。
7年近く前の記事ですから、今はもっと進んでいるでしょう。
潜水艦の最高速度なんですが、水上12ノット/水中20ノットとか水中の方が猛烈に速いのはなぜでしょう?
造波抵抗のせい。水中を進んでる限り、水面に波は発生じない。
潜水艦って実は水上航行は実に向かない代物。
潜ってしまった方が安定性も機動性も速度も速い。
昔は潜水時間、性能が低かったため水上航行にも考慮した艦形だったが、今では性能の発達で
潜水航行を主に考えられた設計となっているため。
水上を航行するのに適した艦形は波を切ることができる、まぁよく見かける船の形。
水中を航行するのに適した艦形は最適は涙滴型。
最近の潜水艦は涙滴型もしくは葉巻型。
米軍がクジラに悪影響があるので新型のソナーを打つのを止めたそうですが、潜水艦とはそんなにアクティブソナーを打つものなのでしょうか?
米海軍が開発中の低周波アクティヴソナー(LFA)は水上艦に搭載されています。
(ヴィクトリアス級音響測定艦)
潜水艦自体はアクティヴソナーはほとんど使用しません。
現在潜水艦の静粛性はきわめて高くなっており、パッシヴでの探知が難しくなっています。
そのために大出力の低周波アクティヴソナーを使用して敵性潜水艦を早期に
発見することを目指しているわけです。
低周波はより遠くまで届き、従来のソナーより早期の発見を可能にしています。
ただし、非常に強い音を発する上、多くの大型クジラがコミュニケーションに用いるのと同じ
周波数であるためクジラがソナーの影響を受けやすいと言われています。
潜水艦の甲板や艦橋に小型砲や機関銃を備え付けられていたのはいつ頃までの話でしょうか?
最後まで潜水艦に砲や機関銃を取り付けていたのはどこの国の潜水艦でしょうか?
思想的には大体、第二次世界大戦直後から1950年くらいまでです。
米国の場合、1950年代にGuppy改造を受けるまでは、砲を装備していました。
ソ連の場合も、50年代に建造された所謂W級の初期型は備砲を装備していました。
最後まで潜水艦に砲や機関銃を搭載していたのは、Peruの潜水艦、Dos De Mayo、
Abtaoの2隻で、12.7cm砲1門を搭載して、20世紀末まで現役だったと記憶しています。