
最終更新日 - 2011.07.22
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AviUtlというフリーソフトを使って高画質・高圧縮なMP4(MPEG4 AVC/H.264+AAC)エンコードをやってみようというページです。
まったくの初心者の方でもMP4のエンコード変換、カット編集、結合などが簡単にしかもすべて無料で行えます。
MP4用のコーデックパックなどを入れていない方はCCCPやK-Lite Codec Pack辺りがお勧めです。
また圧縮解凍ソフトを使っていない方はExplzhかLhaForge辺りの導入がお勧めです。
※インストール時、ツールバーなど関係ない物のチェックは外して拒否するようにして下さい。
Windowsの設定はファイルの拡張子を表示する設定でお願い致します。
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始めに、AviUtlでMP4を作成する際に必要な以下の3つをインストールして下さい。
Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
Microsoft Visual C++ 2010 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
※通常では保存ファイル名がどちらもvcredist_x86.exeですので、必要に応じてvcredist_x86_2010sp1.exe等に変更して下さい
Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2
※.NET Framework 2.0はWindows Vista以降のOSではインストールする必要ありません
再起動後、Windows Updateのカスタムから脆弱性のアップデートや日本語言語パックのインストール等を行って下さい。

次に、AviUtl本体とMP4作成に必要なプラグインなどをダウンロードしていきましょう。
AviUtl作者のHPから本体をダウンロードして下さい(現在のファイル名:aviutl99i9.zip)
AviUtl作者さんのホームページ
各プログラムやプラグイン類は最新バージョンが最も良いとは必ずしも限らないようです。
特に公開から数日しか経過していないものは不具合を含んでいる可能性が比較的高いです。
もし最新バージョンで不具合が出る場合は1つ2つ前のバージョンを試してみて下さい。

MP4作成の心臓部、x264.exeをダウンロードして下さい。
x264.nl(x264.exe)
※32bitOSの方は32bit 8bit-depthを、64bitOSの方は64bit 8bit-depthを各mirrorからダウンロードして下さい
※古いバージョンは右下のolder versions:からダウンロードできます

rigayaさんのブログから、x264を視覚的に操作できるx264guiExをダウンロードして下さい。
rigayaさんのブログ(TOP)
rigayaさんのブログ(x264guiEx)

出来上がった映像と音声をmux(ひとつのMP4ファイル化)するために必要なMP4Boxをダウンロードして下さい。
ViDEOHelp.com(MP4Box)
※Type項目のDownload (direct link)から直接ダウンロードできます
※MP4Box.exeはDLLとセットの場合があります、Download old versionsにあるrev2698のものはMP4Box.exe単独です

次にAAC形式の音声出力に必要なNero AAC Codecをダウンロードします(現在のファイル名:NeroAACCodec-1.5.1.zip)
Nero AAC コーデック
(メールアドレスの登録が必要です)

さらに、AviUtlが多くの動画形式を読み込めるようにするプラグイン群をダウンロードします。
Windows Media Playerで再生できる多種の動画を読み込めるようになるプラグイン(現在のファイル名:ds_input026a.lzh)
DirectShow File Reader
※ffdshowなどのコーデックパック等を導入すると読み込める種類を増やすことができます
MPEG2映像を安定して読み込めるようにするプラグイン
MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In
MP4の読み込みは5.MP4のカット編集・結合の冒頭をご参考下さい。
[注意]MP4 File Reader(mp4input.aui)には横幅が8で割り切れない(854×480など)ものを読み込むと、画面左端の縦(はば数ピクセル分)すべてがバーコード状になってしまう不具合があるようです。エンコードの際はご注意下さい。
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ダウンロードが終わったら、フォルダを作った中にx264.exe以外のすべてを解凍(展開)して下さい。
解凍して出来たaviutlフォルダの中に、PluginsフォルダとProfilesフォルダを新規に作成して下さい。
その後aviutlフォルダの中に、x264.exe、neroAacEnc.exe、MP4Box.exe(DLLとセットの場合あり)を入れて下さい。
さらに解凍した物の中から、
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x264guiEx.auo |
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x264guiEx.ini |
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x264guiExDefault.ini |
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ds_input.aui |
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m2vconf.exe |
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m2v.aui ※m2v.vfpをm2v.auiに拡張子を変更(リネーム)して下さい |
の6ファイルを、先ほど作成したaviutlフォルダ内のPluginsフォルダに入れて下さい。
(プラグイン類はPluginsフォルダにまとめて置いた方が後々管理しやすいです)

最後に、AviUtl標準のリサイズ機能より少し高速に、かつシャープに縮小できるリサイズフィルタプラグインをダウンロードします。
(現在のファイル名:ResizeFilter_110417.zip)
リサイズフィルタ(ResizeFilter)
解凍したファイルの中からResizeFilter.aufとDLLフォルダ(中身も)を先ほど同様Pluginsフォルダに入れて下さい。
※AVX命令に対応させたい場合はテキストを参照して下さい
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上記の作業をすべて行うと下の画像と同じ構成になっているかと思います。
※MP4Box.exeはバージョンによってDLLファイルとセットになっている場合があります

最後にaviutlフォルダの置き場所を決めて、AviUtlの導入(インストール)は完了です。
※aviutlフォルダを設置後、一度m2vconf.exeを起動・終了して下さい。
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AviUtl上部メニューバーのファイル→環境設定→システムの設定で表示されるシステム設定です。
設定するのは一番上の「最大画像サイズ」のみです。
最大画像サイズを幅1920の高さ1080に設定して下さい。これでフルHDの動画でも扱えるようになります。これ以上のサイズを扱う場合はそれに合わせて設定して下さい。
このほか特に設定するところはありませんが、秒間60フレームの動画や3時間以上の動画をエンコードする予定のある人は「最大フレーム数」を320000より多く設定しておいた方が良いかもしれません。
[注意]必要以上に最大画像サイズや最大フレーム数、キャッシュフレーム数を上げすぎるとメモリ不足の大きな原因になってしまいます。
[ヒント]初期値の320000フレームで処理できる総時間は29.97fpsの動画で約178分間までです。
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上部メニューバーのファイル→環境設定→入力プラグイン優先度の設定で表示される入力プラグインの優先度を設定します。
ここでもっとも重要なのが、赤丸で囲ったDirectShow File Readerを他の動画入力プラグインより下にしておくことです。
[ヒント]他の動画入力プラグインとは
MPEG-2 VIDEO File Reader
MP4 File Reader
AVI File Reader ( Video For Windows )
AVI/AVI2 File Reader
などのことです。
[ヒント]読み込めない&映像に不具合が出る場合のみDirectShow File Readerを上にすると良くなったりしますが、環境によって不安定になる可能性もあります。
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上部メニューバーの設定→リサイズフィルタの設定であらかじめ拡大縮小サイズを登録しておくと良いかもしれません。
参考:ビットレート&リサイズ目安表
右上にチェックを入れると有効になります。輝度・色差・SIMDは特にいじらなくても大丈夫です。
[ヒント]サイズ追加時、間の×は半角英小文字のエックスを入力します。
[ヒント]Spline36が最もシャープにクッキリと縮小でき、lanczosなどはややソフトになるようですが差は極々僅かなようです。
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最後に、上部メニューバーの表示→時間の表示にチェックを入れるとタイトルバーに現在位置の時間が表示されるようになります。
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以上で初期設定は終わりですので、いったんAviUtlを終了して下さい。
(AviUtlは終了時に設定を保存します)

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左の操作説明を参考にしてCMや不要箇所を探していきましょう。
[ヒント]AviUtlウィンドウは最大化したほうがより細かくシークする(動画の現在位置を移動していく)ことが出来ます。
CMや不要箇所を見つけたら、そこの最初の位置で選択範囲の開始ボタンを押して印を付けます。
そして、CMや不要箇所が終わる位置で今度は選択範囲の終了ボタンを押して再び印を付けます。
これで選択範囲を指定することが出来ました。
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上部メニューバーの編集→選択範囲のフレーム削除を選択すると先ほど指定した選択範囲部分がAviUtl上で削除されます(元のソース動画自体はそのままです)。
あとは同じことを繰り返してCMや不要箇所の無い編集内容を仕上げていきます。
[ヒント]間違って「選択範囲のフレーム切り出し」にしてしまった場合は、すぐ下の「元に戻す」を押せば大丈夫です。
すべてのCMや不要箇所を取り除いたら上部メニューバーのファイル→編集プロジェクトの保存で編集内容を残しておくのをオススメします。
これを残しておくとAviUtl終了後でも編集プロジェクトファイルを読み込むだけで全く同じ編集内容に復帰することが出来ます。
[ヒント]シーンの入れ替えをする方はMP4を作成してから行う方法があります。詳しくは5.MP4のカット編集・結合をご覧下さい。
[ヒント]編集内容を実際に再生してみる場合は上部メニューバーの表示→再生ウィンドウの表示で確認出来ます。
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CMカット&編集 DVDを読み込む インターレース解除 放送局ロゴの除去 映像音声不具合の対処


AviUtlは直接DVD(VOBファイル)を正常に読み込めないので、DVD2AVIというソフトを使って読めるようにします。
DVD2AVIのダウンロード(ファイル名:dvd2avi_v1.86.zip)※直リンクです


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DVD2AVI.exeを起動後、上部メニューバーのFile→OpenからDVD内のVIDEO_TSフォルダにある拡張子がVOBのファイルを開きます。
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VTS_01_0.VOBはメニューファイルなので、次のVTS_01_1.VOBを開きます。
※VTS_02_1.VOBが先頭の場合もあります
VTS_01_1.VOBを選択すると自動的に後続のファイルも選択されます。
OKを押しましょう。
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これでDVDをDVD2AVIに読み込むことが出来ました。
次に、上部メニューバーのFile→Save ProjectでAviUtlで読むことが出来るd2vファイルなどを作成します。
最初は保存場所がDVD内になってしまっているので、デスクトップ等に場所を変更し名前を付けてd2vファイルを保存して下さい。
作業が始まると左の画面が出ます。
赤で囲った所は
Elapsed・・・経過時間
Remain・・・残り予想時間
という意味です。
Remainの所にFINISHと表示されれば作業完了なので、DVD2AVIを終了しましょう。
DVDドライブの種類や、長時間の映像の場合は30分ぐらい掛かったりするので気長に待ちましょう。
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左のようにd2v(映像)とwav(音声)の2つファイルが出来上がります。
あとはAviUtlにd2vファイルを普通に読み込ませ、上部メニューバーのファイル→音声読み込みからwavファイルを読みこめば完了です。
[注意]エンコードの際は両側の黒帯部分をクリッピングした上で640X480(アスペクト比4:3の場合)にリサイズして下さい。720X480のままですと横に間延びした動画になってしまいます。地デジと同じアス比16:9の場合は640x360(16:9)、704x396(16:9)、768x432(16:9)、854x480(約16:9)などへのリサイズがオススメです。
[注意]d2vファイルは映像そのものではなくカタログのような物なので、DVDが挿入されていないと使えません。
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CMカット&編集 DVDを読み込む インターレース解除 放送局ロゴの除去 映像音声不具合の対処


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インターレース縞の解除は上部メニューバーの設定→インターレースの解除→自動でOKです。
より動きを重視する場合は二重化が良いようです。
解除残りが気になる方はインタレ縞低減プラグイン++が効果的なようです。私の設定は「次フレームも参照する」にチェックを入れ、動きを48にして弱めに使っています。
この他、自動フィールドシフトプラグインというのもありますが、なんとなくフィールドシフトさせて使うのは特に動きに問題が出る可能性があるので注意が必要です。加えて
・プリセットのままではフィールドシフトが連続発生する動きの速い場面でカクカクすることがある
・フィールドシフトさせると可変フレームレート化してしまい、再エンコード時などに支障をきたしてしまう
などのデメリットがあるようです。
※ただしアニメなどで24fpsや30fpsが混在する動画を手軽に最適化する場合は、大変意味のあるプラグインだと思います。 |
上記インターレース解除方法での動きがぎこちなく感じる時や、スポーツ動画の場合は60fps読み込みをお勧めします(上部メニューバーのファイル→開くで表示されるウィンドウ下部の「60fps読み込み」にチェック)。※インターレース縞は解除されます
ただし、フレームレートが倍になり(29.970fpsのものは59.940fpsになる)ファイルサイズとエンコード時間が同品質比で1.5倍程度に増え、動画再生時の負荷も増大してしまいます。また静止している文字テロップなどが少しちらつくようになるので縮小リサイズとの併用が良いかと思います。が、全体の動きはこれらのデメリットを払拭するほど格段に本来のスムーズな動きになります。※元の動きが秒間60コマの場合です
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| 各インターレース解除処理の比較 |
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インターレース解除なし |
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AviUtl
(自動) |
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自動フィールドシフト
(残像最小化) |
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自動フィールドシフト
(動き重視) |
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自動フィールドシフト
(映画/アニメ) |
※各画像は拡大してあり且つ動いているので、実際はこれほどの違いには感じません。
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私が自動フィールドシフトプラグインを使う時はフィールドシフトさせずにインタレ解除のみで使っています。
理由はAviUtl標準より解除部分の処理が丁寧で、全体的に見てもクリアに仕上がると思ったからです。
[ヒント]自動フィールドシフトプラグインを使ってもフィールドシフトさせなければフレームレートも変化しないようです。
[ヒント]フィールドシフトしないでインタレ解除のみに使用する限りは拡張 x264 出力(GUI) Exで「自動フィールドシフト v7対応」にチェックを入れなくても大丈夫です。またtc2mp4Mod.exeが無くても大丈夫です。
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CMカット&編集 DVDを読み込む インターレース解除 放送局ロゴの除去 映像音声不具合の対処



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地デジ放送はCM中以外は常時右上に半透明の放送局ロゴが表示されています。
これを透過性ロゴフィルタプラグインというのを使って消したいと思います。
透過性ロゴフィルタのダウンロード
上記ホームページ下部より、透過性ロゴフィルタ(delogo_013.zip)とロゴ解析プラグイン(logoscan_007.zip)の2つをダウンロードして解凍後、
delogo.auf
logodata.ldp
logoscan.auf
の3つのファイルをプラグイン用フォルダに入れて下さい。
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AviUtlを起動するとlogodata.ldpの場所を聞いてくるので指定して下さい。
AviUtl上部メニューバーの設定→ロゴ解析の設定を選ぶとこの画面が出ます。
右上の所にチェックを入れてロゴ解析を有効にして下さい。
[注意]局ロゴの解析に使う動画はあらかじめCM部分を削除しておいて下さい(CM時は局ロゴが消えている為)。
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マウスの左を押しながら局ロゴをこんな感じで大きめに囲って下さい(リサイズが有効になっているとズレるので一時無効にして下さい)。
その後はロゴ解析ウィンドウの、位置X、位置Y、幅、高さで微調整して下さい。少し余裕を持たせたぐらいで良いです。
その他の闘値などの項目はデフォルトのままで大丈夫です。
囲う位置が決まりましたら、ロゴ解析ウィンドウ下部のロゴ解析ボタンを押しましょう。
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ロゴ解析ボタンを押すとこの画面が出ます。
放っておくとずっと解析し続けてしまうので、有効サンプル数が100〜1000以上くらいになったら中断ボタンを押して下さい。
[注意]映像が短い&色彩が単調な場合は解析しきれないことがあります。また有効サンプル数が少ないほうが綺麗に消える場合もあります。
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中断ボタンを押すとこの画面が出ます。
局ロゴの形がちゃんと解析されていればOKです。
送信ボタンを押すと直接透過性ロゴフィルタの方に解析データを渡し、保存ボタンを押すと解析データを個別のファイルとして出力します。
※今回は送信ボタンを押した後に閉じるボタンを押したことにします。
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上部メニューバーのフィルタでロゴ解析のチェックを外します。
そして、透過性ロゴを有効にすると…
画像のようにパッ!っと局ロゴが消えます。
あとはこのままエンコードするだけです。
[注意]ソース動画の品質が悪いほど、特に動きの速いシーンで局ロゴの消し残りが発生します。
[ヒント]透過性ロゴフィルタに送信した解析データはlogodata.ldp内に格納されます。
[ヒント]複数の局ロゴに対応する場合は透過性ロゴの設定画面で切り替えできます。
[ヒント]透過性ロゴフィルタを有効にしてもエンコード時間にはほぼ影響がないようです。
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AviUtl上部メニューバーの、設定→フィルタ順序の設定→ビデオフィルタ順序の設定です。
透過性ロゴより上の位置の各フィルタ設定を変更しなければ、解析データはそのまま利用出来ます。
また、各フィルタの順序は特に必要がなければ変更しない方が良いようです。
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この項目で使用させていただいた動画素材はNHKクリエイティブライブラリーさんよりお借りました。
多くの映像素材がライセンスフリーではないものの、すべて無料で使用出来るのでオススメです。
CMカット&編集 DVDを読み込む インターレース解除 放送局ロゴの除去 映像音声不具合の対処


― 映像不具合の対処 ―
対処法:
・AviUtlを再起動してみる
・コーデックパックなどを最新のものに更新する
・Windowsがスタンバイから復帰した状態の場合は再起動してみる
・ビデオフィルタの順序を初期化してみる
・DirectShow File Readerプラグインの優先度を上げてみる
・拡張子が正しいかどうかWinExChageなどで確認してみる
・保存ファイル名を半角英数字のみにしてみる |
※拡張子mp4がaviに変更されていても正常に再生できてしまいますが、エンコードすると映像に不具合が出てしまうようです。

― 音声不具合の対処 ―
不具合症状の例:
・緑色のオーディオ波形が表示されない
・音声が音飛びしたり途切れ途切れになる
・音声が徐々に遅れてしまう
・音声が二重になってしまう
・途中から音声が無音になってしまう
・エンコード後の音声がまったく聞こえない |
音声が徐々にずれてしまう場合は映像のフレームレート(fps)が本来のものではない可能性があります。
[例]29.970fpsであるべき映像が29.850fpsなどになってしまっている
その他上記のような症状の場合、音声をWAVE形式に変換したものを読み込んでエンコードすることで大抵解決します。
動画ファイルから音声を抜き出すソフトは色々ありますが、ここでは「えこでこツール」というソフトを使ってみます。
えこでこツールのダウンロード
上記のリンクからEcoDecoTooL114.zipをダウンロードして解凍します。
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EcoDecoTooL.exeを起動すると左の画面が現れます。
上部の設定を「出力:wav」にして動画ファイルをドラッグ&ドロップして下さい。出力先フォルダの場所に拡張子wavの音声ファイルが出力されると思います。
もしここでエラーやフリーズ状態になった時は、タスクマネージャー(タスクバーを右クリック)のプロセスタブよりEcoDecoTooL.exeを終了し、また起動後に上部の設定を「映像から音声のみ抽出」に変更してやれば無事抽出されると思います。
その後、抽出された音声ファイル(拡張子aac,ac3,mp2,mp3,vobis)を「出力:wav」の設定でドラッグ&ドロップすればエラーにならずにwav抽出できると思います。
あとは抽出されたwavファイルをAviUtl上部メニューバーのファイル→音声読み込みから読み込んで完了です。
※念のため映像と音声の長さが合っているか確認して下さい。
[ヒント]EcoDecoTooLでwav出力する時は、パソコンの省電力機能を一時無効にすると数倍早く処理できることがあります
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CMカット&編集 DVDを読み込む インターレース解除 放送局ロゴの除去 映像音声不具合の対処


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動画を読み込んでいる状態だと画像のように、ファイル→プラグイン出力の「拡張 x264 出力(GUI) Ex」の項目が選択できます。
エンコード時間の大まかな目安は映像サイズ640×480&約30fps&高画質設定の場合で、デュアルコアCPUは映像時間の2倍程度、クアッドコア(4コア)CPUでは映像時間と同等ぐらいです。サイズが1280×720の場合はさらに約3倍程度の時間が掛かります。
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「拡張 x264 出力(GUI) Ex」の項目を選択すると左のような画面が現れます。
左側の「ビデオ圧縮」と書かれたボタンを押して下さい。
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ビデオ圧縮ボタンを押すと現れる拡張 x264 出力(GUI) Exの設定画面です。
@〜Cのボタンから各実行ファイル(exe)の場所を指定してあげて下さい。(2回目以降は指定する必要ありません)
※Cのtc2mp4Mod.exeの指定は自動フィールドシフトプラグインでフィールドシフトさせなければ空欄のままでOKです。
[ヒント]x264.exeのパス部分にカーソルを当てるとリビジョン情報などを確認することができます
続いて上部のプリセットボタンを押してプリセット値を設定しましょう。
プリセット値はシングルパス品質基準VBRになっています。よくわからない場合はバランスの設定でいいと思います。
プリセットが決まったら、aの所に品質値を入力します。品質は0〜51まで選べますが、23のままでもいいと思います。
23以外ですと私的には18〜26辺りが使いやすい範囲で、22が最も画質とサイズのバランスが良いように感じました。

2パスのビットレート指定でエンコードしたい場合は…
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Dのボタンを押して、「マルチパス - Nth PASS」を選択したのち、自動マルチパスの所にチェックを入れてビットレートを入力すれば行えます。
パス数は2以上に増やしても画質はほぼ変わらないのでそのままでいいと思います。
設定後、上部の「保存」ボタンから設定を残しておくと、のちに「開く」ボタンから今回の設定に復帰できて便利です。
また、映像・音声ビットレートや出力ファイルサイズの算出はビットレート計算機のサイトさんが便利です。
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次に、bのボタンを押して音声ビットレートを指定しましょう。色々あるので迷いますが、とりあえずはAAC-LC 128kbpsかAAC-HE 64kbpsあたりが無難なところかと思います。人の話し声や会話だけでしたら32kbpsでも十分なほどです。
[注意1]AAC-HEとAAC-HEv2は音声周波数が半減されるようです(44.1kHzは22.05kHzになるが、再生時は44.1kHz同等で再現される)。
[注意2]AAC-LCで指定するビットレートはステレオ(2ch)、モノラル(1ch)共通のようです。[例:入力音声がモノラルの場合、128kbpsを指定すると64kbpsにはならずそのまま128kbpsで出力される(AAC-HEでは64kbps以上を指定した場合は一律64kbpsに、それ以下の場合は指定値そのままで出力されるようです)]
[注意3]AAC-HEv2はモノラル音声で使用できないようです(ファイル出力時にエラーで音声無しのMP4になってしまう)。
[注意4]音声中に完全な無音部分を多く含むほど、指定したビットレートより下がる傾向があるようです。
動画を読込んでいる状態で[1フレーム進む]ボタンを押しっぱなしにしても緑色の音声波形が表示されない場合は映像音声不具合の対処をご参考下さい。
※自動フィールドシフトを使用する方は拡張設定タブから「自動フィールドシフト v7対応」にチェックを入れて下さい。
(フィールドシフトさせずにインターレース解除のみに使用する場合を除く)
設定が終わりましたら右下のOKボタンを押して設定を保存しましょう。
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1passの品質値はデフォルトのままで良いと思います。ドラマなどであれば下記の表に近いビットレートで収まります。
しかし、スポーツ中継など動きの激しい映像の場合は2倍3倍に膨れ上がってしまいますので少し注意が必要です。
| 画面サイズ\動画内容 |
囲碁将棋番組など
(画面の動きが少ない) |
映画・ドラマ・アニメなど
(画面の動きが中程度) |
F1・スポーツ中継など
(画面の動きが激しい) |
| 320x180(16:9) |
100kbps |
200kbps |
400kbps |
| 320x240(4:3) |
130kbps |
260kbps |
520kbps |
| 512x288(16:9) |
250kbps |
490kbps |
980kbps |
| 512x384(4:3) |
330kbps |
660kbps |
1310kbps |
| 640x360(16:9) |
380kbps |
770kbps |
1540kbps |
| 704x396(16:9) |
470kbps |
930kbps |
1860kbps |
| 640x480(4:3) |
510kbps |
1020kbps |
2050kbps |
| 768x432(16:9) |
550kbps |
1110kbps |
2210kbps |
| 854x480(約16:9) |
680kbps |
1370kbps |
2730kbps |
| 960x540(16:9) |
860kbps |
1730kbps |
3460kbps |
| 1024x576(16:9) |
980kbps |
1970kbps |
3930kbps |
| 1280x720(16:9) |
1540kbps |
3070kbps |
6140kbps |
| 1440x810(16:9) |
1940kbps |
3890kbps |
7780kbps |
| 1600x900(16:9) |
2400kbps |
4800kbps |
9600kbps |
| 1920x1080(16:9) |
3460kbps |
6910kbps |
13820kbps |
※地デジと同等品質で約30fpsのものを品質値20〜24で処理した平均的な数値です。また数値はあくまで一つの目安に過ぎません。
上記の表では大きな動きのみ見ていますが、その他に意外とビットレートを消費するのが森林や芝生がサワサワ、水面がユラユラ、煙がモクモク、雨がザーザー、カメラのフラッシュがパシャパシャ、ノイズがジージーとしているシーンなどのようです。
[ヒント]品質の低い動画を見る時は、モニターのコントラストを下げるとノイズ部分や細部の粗が目立たなくなり見やすくなります。
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OKボタンを押すとこの画面に戻ります。fpsを確認後ファイル名を入力して(拡張子の.mp4は省略可)保存ボタンを押せばすぐにエンコードが始まりますが、バッチ登録をオススメします。
バッチ登録とは、分かりやすく言うと「エンコード予約」のような感じで複数登録可能です。すべての設定が保存され、万が一AviUtlがエラーで強制終了した場合でも問題なくエンコードを完了させることが出来ます。
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バッチ登録ボタンを押すとAviUtlの最初の画面に戻ります。
上部メニューバーのファイル→バッチ出力を選択するとこの画面が出ます。
保存ボタンを押した場合と違い、
・AviUtlを終了してもすべてのエンコード設定(フィルタやインターレース解除の設定や有効無効、ビットレートやファイル名、CMカットなどの編集内容等々)が保存される
・複数のエンコードをまとめて一括で出来る
・エンコード終了後の動作が指定出来る(エンコード終了後にPCの電源が切れる)
などの点で優れています。
[ヒント]バッチ登録で保存される内容は上部メニューバーのファイル→編集プロジェクトの保存で保存できる内容と一緒のようです。
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万が一エンコード途中にエラーで終了してしまう場合は2.初期設定をやり直してみて下さい。
最後のMUX(映像と音声の多重化)に失敗した場合はMy MP4Box GUIでMUXできます

Addボタンから映像(mp4)と音声(aac)をそれぞれ選択後、Muxボタンを押せば簡単に行えます。
DemuxタブではOpenボタンから映像(h264)と音声(aac)にそれぞれ分離することができます。 |

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すでにエンコード済みのMP4を無劣化(再エンコードなし、再圧縮なし)でカット編集や結合、シーン入れ替えする方法です。
MP4の読み込みと無劣化での書き出しにはMP4Plugin(mp4input.auiとmp4export.auf)が必要です。
[注意]横幅が8で割り切れない(例えば854×480)MP4動画をmp4input.aui(MP4 File Reader)で読み込むと、画面左端がバーコード状に表示されますが、無劣化で出力する場合は表示上だけの問題ですので心配いりません。
※WMPでMP4が再生できる環境であれば、DirectShow File Reader(ds_input.aui)でもMP4読込みはできます
MP4Plugin(seraphyさんのホームページ)
繋がらない場合はこの辺からダウンロードできるかもしれません。
[注意]エンコード済み動画を編集する場合、開始場面のフレーム位置は必ずキーフレームでなければなりません(終了場面はどこのフレーム位置でも大丈夫です)。開始位置がキーフレーム以外の場合ほぼ100%映像が破綻してしまいますのでご注意下さい。
[注意]AviUtl以外で作成されたMP4の場合、映像に異常が出たり音ズレが発生する場合があります。
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準備
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AviUtl上部メニューバーの表示→ソースファイルのキーフレーム表示にチェックを入れます。
すると、キーフレームの場面位置でタイトルバーの赤丸で囲った所に*印が表示されるようになります。
しかし、1フレーム戻る・進むボタンやシークだけでキーフレームを探し出すのはとても面倒な作業です。そこで・・・
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上部メニューバーのファイル→環境設定→ショートカットキーの設定で、すぐにキーフレーム位置へ移動できるように設定を登録しましょう。
※ここではキーボードのCtrlキーを押しながらカーソルキーの←と→でキーフレーム移動出来るように設定しています。
OKボタンを押すと設定が仮登録されます。今回の設定を確実に保存するためAviUtlをいったん終了させて下さい。その後起動したらソース動画を読み込んで下さい。
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無劣化編集・結合(シーンの切り出し・削除・入れ替え)
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シーンの切り出しは選択範囲の開始・終了位置ボタンを使って範囲指定します。
[注意]選択範囲の開始位置は必ずキーフレームでなければなりません。
[ヒント]ほとんどの場合、シーン始めの1フレーム目はキーフレームになっています。
範囲が指定出来たら上部メニューバーのファイル→エクスポート→MP4 Exportから出力します。
シーンを削除する場合は、削除シーンを除いた前後のシーンを個別に範囲指定後、MP4 Exportでそれぞれ出力します。
その後、先頭になるシーンを普通に読み込みます。
続いて上部メニューバーのファイル→追加読み込みで後続のシーンを読み込みます。
すべて読み込んだものをMP4 Exportで出力すれば削除シーンが省かれたMP4が完成します。
上記の操作を応用すればシーン入れ替えや結合(連結)も簡単に行えます。
[注意]結合する場合の各動画ファイルはエンコード設定(画面解像度や音声ビットレートなどなど)が同一でなければなりません。
[注意]VFR(可変フレームレート)動画を結合する場合は、上部メニューバーのファイル→環境設定→システムの設定の「追加読み込みしたファイルのfpsを変換しない」にチェックを入れて下さい。
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MP4 Exportする際に左の警告が出た場合は、必ずいいえボタンを押して開始位置をキーフレームに修正して下さい。
はいボタンを押してそのまま出力しても正常なMP4にはなりません。
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この項目で使用しているサンプルMP4です。宜しければ練習用にお使い下さい。
サンプルMP4のダウンロード(movie_mp4sample.zip)
※映像時間:1分間(音声あり)、映像サイズ:512×288、ファイルサイズ:約5MB |
この項目で使用させていただいた動画素材はNHKクリエイティブライブラリーさんよりお借りました。
多くの映像素材がライセンスフリーではないものの、すべて無料で使用出来るのでオススメです。
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