タイムラインベースのスケジュール管理ソフト!「Timeline」。
Timeline
● Timeline
タイムラインベースのスケジュール管理ソフト。
横スクロール型のカレンダー風なタイムライン上に、予定やイベントを書き込んでスケジュール管理を
行うことができます。
一定期間に及ぶイベントの作成、イベントのカテゴリ分け(色分け)、“ 今日 ” や特定日時への移動、
イベントの検索、タイムラインの印刷 / エクスポート(画像)... などの機能が付いています。
「Timeline」は、タイムラインベースのイベント管理ツールです。
マウスドラッグで左右にスクロールできるタイムライン上に、日々の予定や計画を書き込んでいくことができるスケジュール管理ソフトです。
イベントはそれぞれ付箋のようなイメージで貼り付けられ、詳細内容も登録してあれば、それをマウス
オーバーでポップアップさせられるようになっています※1。
※1
詳細内容のポップアップは、表示させたままにしておくこともできる。
また、登録イベントはカテゴリ分け(色分け)することもできるので、より直感的なスケジュール管理を
行うことができると思います。
その他、タイムラインのスケール調整※2、イベント検索、作成したタイムラインの印刷 / エクスポート※3
といった機能が付いています。
※2
メモリの最小単位を、10 年 / 1年 / 1月 / 1日 / 1 時間 にすることができる。
(スケールの規模は、いつでも切り替えることができる)
※3
PNG 画像としてエクスポートすることができる。
操作の流れは、大体以下のような感じになっています。
基本操作
- 「timeline.exe」を実行します。
- メニューバー上の「File」 → 「New」 から、 「File Timeline」を選択します。
- 「Create Timeline」というダイアログが立ち上がるので、これから作成するタイムラインの
出力先フォルダ&ファイル名 を指定します。
- すると、新規のタイムラインが作成されます。
このタイムラインは横型のカレンダーのようになっていて、マウスドラッグで左右に移動できる
ようになっています。
(赤いタイムラインカーソルのある場所が、現在の日時ポイント)
ちなみに、メニューバー上の「Navigate」から、タイムラインのスケールを変更することもできたり
します。
変更先のスケールには、
- Fit Century - 世紀 (メモリの最小単位は10 年)
- Fit Decade - 10 年 (メモリの最小単位は1 年)
- Fit Year - 1 年 (メモリの最小単位は1 月)
- Fit Month - 1 ヵ月 (メモリの最小単位は1 日)
- Fit Day - 1 日 (メモリの最小単位は1 時間)
といったものがあります。
通常は、「Fit Month」あたりにしておくと見やすいと思います。
- 尚、タイムラインは、目的別に複数作成することもできます。
タイムラインを複数作成する場合は、メニューバー上の「File」 → 「New」 から「File Timeline」を
選択し、新たなタイムラインを作っておきます※4。
(表示するタイムラインは、「File」 → 「Open」 or 「Open Recent」 から切り替えることができる)
※4
タイムラインデータは自動で保存されるので、特に「保存」という処理を行う必要はない。
イベントの書き込み
- メニューバー上の「Timeline」から「Create Event」を選択します。
もしくは、任意の日付を直接ダブルクリックします。
- 「Create Event」というウインドウが表示されます。
まず、一番上の「When」欄で、イベントが発生する日 を設定します※5。
※5
日付上でダブルクリックした場合は、該当する日付が既に指定された状態になっている。
イベントが一定の期間に及ぶ場合は、「Period」にチェックを入れ、終了日も設定しておきます。
イベントの開始時刻も指定したい場合は、「Show Time」にチェックを入れて時刻を指定します。
- 下の「Text」欄に、イベント内容の見出しを書き込みます。
ここに入力したテキストは、タイムライン上に直接表示されます。
- その下の「Category」欄で、イベントのカテゴリを設定します。
最初はカテゴリが無いので、
- プルダウンメニューをクリック → 「Add new」を選択。
- 「Add Category」というウインドウが表示されます。
ここの「Name」欄にカテゴリ名を入力し、下の「Color」欄でカテゴリに関連付ける色を
設定します。
- 下の「Description」欄に、イベントの説明を書き込んでおきます (任意)。
- 必要であれば、「Icon」タブを開き、「Open」ボタンをクリック → 任意の画像を指定して
おきます。
ここで画像を指定しておくと、該当イベントの上にマウスカーソルを乗せた際に、画像がイベント
内容と一緒にポップアップされるようになります。
- 最後に、下の「OK」ボタンを押せばイベント登録完了。
他にもイベントを登録したい場合は、同じようにして登録処理を行います。
- タイムライン上に、イベントが登録されます。
このイベントの上にマウスカーソルを乗せると、「Description」欄に入力した内容が
ポップアップで表示されるようになっています。
イベントの操作
タイムライン上に登録されたイベントは、いくらか操作できるようになっています。
以下に、できることをいくつか紹介しておきます。
- イベント内容の編集
イベントの内容は、ダブルクリックすることで編集することができます。
- 期間の調整
イベントの端をマウスでドラッグすると、イベントの表示期間を延ばしたり短くしたりできるように
なっています。
- イベントの検索
“ 「Ctrl」キー + 「F」 ” を押すと、画面下部に検索バーが表示されます。
ここのフォームにキーワードを入力 → 「Enter」キーを押すと、該当のキーワードを(見出しに)
含むイベントにジャンプできるようになっています。
- “ 今日 ” の日付にジャンプ
ホットキー “ 「Ctrl」 + 「H」 ” を押すと、今日の日付にジャンプすることができます。
- イベントのポップアップを、表示させたままにする
任意のイベント上で右クリック → 「Sticky Balloon」を選択すると、イベントのポップアップが
固定表示になります。
元に戻す時は、ポップアップの右上にある
をクリックします。
- カテゴリの管理
メニューバー上の「Timeline」 → 「Edit Categories」から、カテゴリの編集を行えるようになって
います。
(不要なカテゴリがあれば、該当するものを選択 → 「Delete」ボタンを押す)
- 指定したカテゴリのイベントを非表示に
メニューバー上の「View」 → 「Sidebar」にチェックを入れ※6、サイドバーを表示させる →
サイドバーにはカテゴリがリスト表示されているので、この中から非表示にしたいものに付いているチェックを外せばOK。
※6
ホットキー “ 「Ctrl」 + 「T」 ” でもよい。
その他、作成したタイムラインは、印刷したり画像としてエクスポートしたりすることができます。
印刷する時は、メニューバー上の「File」から「Print」を選択すればOK。
画像として保存する時は、「File」 → 「Export to Image」を選択 → 「名前を付けて保存」ダイアログが
立ち上がるので、画像の出力先フォルダ&ファイル名 を指定すればOK です。
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