蚕糸の森公園は東高円寺の駅からすぐだけど、ちょっと街をお散歩したいので、今回は新高円寺駅から出発。
新高円寺から東高円寺にかけての道は青梅街道という大通り沿いなので、車の行き来も多く、にぎやかな雰囲気です。でも一歩わき道にそれると、閑静な住宅街や昔ながらの商店街が広がる、落ち着いた街並みが顔をのぞかせます。東高円寺駅の近くにあるニコニコロードという商店街は、地元の方々に親しまれている商店が並んでおり、ちょっと散策してみるのにちょうどいい規模。そのまま足を伸ばせば、中野駅にも歩いていくことができます。
また、この辺りはおいしいラーメン屋さんが多いことでも有名。道を歩いているとあちこちで長い行列を見かけたり、おいしそうなにおいが漂ってきたりして、ついおなかがすいてしまいそう。
古着屋さんやライブハウスなどが多い若者文化の街として知られる高円寺の影響を受けながら、独自の落ち着いた雰囲気をたたえる新高円寺~東高円寺界隈。この街を楽しむポイントは、「ちょっと寄り道」。大通りだけでなく、細かいわき道を探検気分で歩いてみましょう。
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■場所:杉並区和田3-55-30 ■アクセス:東京メトロ丸ノ内線「東高円寺駅」よりすぐ ■入園料:無料 ■TEL:03-3315-7247(公園管理事務所) ■設備:トイレ、流れ、アスレチック遊具、スポーツ広場、あずまや、ベンチ |
蚕糸の森公園は青梅街道に面しており、しかも東高円寺駅前というにぎやかな立地でありながら、園内は緑が多く、静かでゆったりとした雰囲気。入ってすぐの正面にある流や亀が岩の上で日向ぼっこしている池など、緑と水の調和が心をなごませます。
この地に農商務省原蚕種製造所が設けられたのは、いまから約100年前の明治44年のこと。その後、養蚕試験場、蚕糸試験場と名を改めながら、世界に誇る日本の蚕糸技術の発展に寄与しました。
蚕糸の森公園は、蚕糸試験場が昭和55年につくば研究学園都市に移転した跡地に造られた公園です。70年もの間、地元の人々にも親しまれた蚕糸研究所の歴史を保存するために、旧正門や旧守衛所を修復し残し、公園入口や管理事務所として使っています。
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蚕糸の森公園は、小学校と一体化しているとても珍しい公園。地図を見ると、蚕糸の森公園の中に小学校があります。蚕糸の森公園の真ん中にあるスポーツ広場は小学校と共用になっており、小学校が使わないときだけ使用可能です。 |
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中野で26年、新高円寺に移って5年。30年以上も中野・高円寺界隈の人たちに愛され続けたケーキは、大きく・おいしく・お求めやすくの三拍子がそろった優等生。オープン当初からレシピを変えていないものもあり、さすが老舗と思わずうなる絶品ケーキが味わえます。 |