内閣不信任案:菅首相、退陣重ねて否定

2011年6月1日 21時35分 更新:6月1日 23時31分

 菅直人首相は1日午後、内閣不信任案提出に先立って行われた党首討論で「与野党を超えて震災復興を軌道に乗せ、原発事故の収束へ向かってきちんと位置づける責任を果たさなければならない」と述べ、退陣を改めて否定した。しかし自民党の谷垣禎一総裁は「首相は人徳も力量もなく、政治空白を生んでいる」と辞任を強く要求。公明党の山口那津男代表も「あなたに辞めてもらうしかない」と迫った。

 首相は討論で「通年国会も含めて延長を考えたい」と、野党が求めていた会期の大幅延長も提案。同日昼には民主、自民両党の中堅若手議員らと会い、「180日間、年末までの延長をお願いする方向だ」と説明した。【松尾良】

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