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高岡蒼甫、ブログで自殺未遂、うつ、パニック障害の壮絶過去激白

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 韓流ブームに対する批判的意見な発言が波紋を呼び、所属事務所を退社した俳優の高岡蒼甫(29)が29日、新たにブログを開設。過去に自殺未遂をしていたことや、うつ病、パニック障害に襲われていたことを明かした。またツイッターでは「正直役者をやる事はもう諦めてるかな」と俳優業の引退もほのめかした。

 高岡はこの日夕方になって「高岡蒼甫 本人ブログ」と題したブログを開設した。その最初の書き込みで、「事実に基づく真相」と題して、衝撃的な過去を初めて明かした。

 ブログによると、自殺未遂騒動を起こしたのは、飛躍のきっかけとなった2005年公開の映画「パッチギ!」の撮影後。プレッシャーやインターネット上での中傷に耐えかね、精神科病院に通院し、睡眠薬、精神安定剤を服用。「顔もパンパンに膨れ上がりそのまま復帰作の撮影に挑んだ」という。

 さらに「パッチギ!」のキャンペーン時の発言がネット上で「反日」と攻撃されたこと、妻で女優の宮崎あおい(25)との交際が非難されたことなどが元でうつ症状が再発。07年に宮崎と結婚した後も酒におぼれる生活が続き、しばらくしてパニック障害を発症。仕事もままならない生活を送りながら、昨年、主演映画「さんかく」の舞台あいさつ中に倒れる騒動の後、海外で静養していたという。

 しかし、今年1月から今月24日まで出演した舞台「金閣寺」(原作・三島由紀夫)や、東日本大震災関連の報道への不信感から「勇気をもってこの国を立て直す事」に目覚め、今回のツイッター上での発言を開始し、「決して自分は韓国に対する批判はしてはいない。日本を引っ張っていってる人間たちに対する抗議の意味だと理解をして欲しいです」と訴えた。

 28日にはツイッターで所属事務所を退社すると公表していたが、この日午後1時ごろには「正直役者をやる事はもう諦めてるかな。何となくわかるでしょ。けど日本は頑張って欲しい」と俳優引退も示唆。10月には主演ドラマも控えているが、しばらく米国に滞在する意向でそのまま撮影に入るかは微妙な情勢となっている。

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[2011/7/30-06:05 スポーツ報知]

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