原発の再起動に反対を続ける福井県の西川一誠知事を説得するよう、経済産業省の幹部が川田達男・福井商工会議所会頭に協力を働きかけたことについて、資源エネルギー庁は25日、川田氏と面会したのは同庁の細野哲弘長官だったと明らかにした。一方、原発の再起動への協力依頼については「わかりかねる」としている。
川田氏は24日、福井市であった県北陸新幹線建設促進同盟会総会で、原発の再起動に向けて海江田万里経産相が「安全宣言」を出した直後の6月24日、同市内で経産省幹部と会談したと明かした。その際、「要望は積極的に協力する」と再起動への協力を求められたという。川田氏は幹部の個人名は明かさなかった。
同庁原子力発電立地対策・広報室は「細野長官に対し川田氏からは北陸新幹線の要望があった」と会談の事実は認めた。