ここから本文です
最終更新:2011年7月30日(土) 12時32分

新潟・福島で記録的豪雨

動画を他のプレイヤーで見る


 記録的な豪雨に見舞われている新潟県や福島県では、30日も断続的に激しい雨が降り続いています。各地で川の氾濫や土砂崩れが相次ぎ、死者・行方不明者はあわせて6人、42万人を超える住民に避難指示や避難勧告が出されています。

 発達した雨雲が停滞している新潟県内では、30日朝も局地的に気象レーダーの解析で1時間に100ミリの猛烈な雨が降っています。

 この大雨で、三条市では午前5時半ごろ、信濃川の支流の五十嵐川がおよそ150メートルにわたり決壊しました。このほか各地でも川の堤防が決壊したり、町に水があふれたりする箇所が相次いでいます。新潟県内全体では、あわせて42万人を超える住民に避難指示や避難勧告が出されています。

 また、死者や行方不明者が出ています。このうち十日町市では29日夜、川に転落した乗用車が発見され、運転していた67歳の男性が30日朝、遺体で見つかりました。このほか、新潟県内では4人の行方がわからなくなっています。

 新潟地方気象台によりますと、夕方まで、ところにより非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象台は引き続き、厳重な警戒態勢をとるよう呼びかけています。(30日11:46)

2011年7月30日(土)のニュース一覧