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2011年7月29日(金) 19:30 |
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セシウム汚染牛問題で岡山県が方針
放射性物質に汚染された稲わらを食べた可能性がある牛の問題です。 岡山県は、県内に搬入された牛で、安全性が確認できないものについては、県が独自に検査を行っていく考えを示しました。
農林水産省によりますと、これまでに福島県や宮城県など16の道と県で、放射性物質に汚染された稲わらが使用されていたことが明らかになっています。 石井知事は、福島県から搬入された牛は全頭検査を行い、それ以外の道県から搬入された牛は、流通経路などをもとに聞き取り調査を実施し、安全性を確認していると述べました。 県によりますと、今月15日以降、福島県からの牛は搬入されておらず、聞き取り調査でも問題となる牛は確認されていないということです。 また、今後、安全性が確認できない牛が出てきた場合には、県が独自に検査を行っていく方針です。 さらに、石井知事は全頭検査について、国が統一的な方針を打ちたて、費用も負担すべきとの考えを示しました。 なお、岡山市も安全性が確認できない牛が出てきた場合は、独自に検査を実施すると発表しました。
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