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2011年7月29日(金) 19:30 |
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被災地からペットの犬が緊急避難
東日本大震災の被災地で飼い主がなくなったり、避難所暮らしでやむなく手放さなければならなくなった犬や猫の引取りを、岡山市の動物愛護団体が始めました。
岡山空港の貨物ターミナルに航空便として到着したのは、7頭の犬です。 東日本大震災の被災地、茨城と福島で飼われていた犬で、震災の影響でやむを得ず飼えなくなった犬達です。 犬たちを引き取るのは岡山市の動物愛護団体、「犬猫の不妊・去勢を進める会」の尾崎さんです。 尾崎さんは、雲仙普賢岳の噴火や阪神大震災の時も被災した犬などを保護し、引き取り手を捜してきました。 7頭の犬たちは、東京の愛護団体の下で不妊・去勢手術を受けたあと、岡山に運ばれてきました。 これから引き取り手を探すことになりますが、しばらく尾崎さんの自宅で生活することになります。 長旅で最初は警戒していた犬達も徐々に水を飲むなど、落ち着いた様子を見せます。 尾崎さんは今後も、やむを得ず飼えなくなった犬や猫を保護し、飼ってくれる人を捜すことにしているほか、被災地で保護された犬や猫の不妊・去勢や、ワクチン接種などを行政に呼びかけることにしています。
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