「プロボクシング10回戦」(30日、住吉区民センター)
前WBA世界スーパーフライ級王者・名城信男(六島)が29日、大阪市内のJBC関西事務局で前日計量に臨み、リミットちょうどの52・8キロでクリアした。ペレス(フィリピン)は52・5キロだった。
約半年ぶりの試合(前回は2月5日)は、ボクサー生命をかけた“サバイバルマッチ”だ。全勝の世界ランカーとの一戦を前に、名城が武者震いした。「再起戦でこれだけのレベルと(試合)できるのは、怖いことでもあるけどありがたい」と静かな笑み。「負けたら終わり。思う存分、楽しんでやりたい」と言葉に力を込めた。
六島ジムの枝川会長は「スカッとした勝ち方をしないと次はない。世界なんて言えない」と猛ゲキ。試合内容がよければ、すぐに世界戦の交渉に入ると明言した。名城は必勝を期し、背水のリングに向かう。
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